「小説 野性時代」2024年7月号が、2024年6月25日より配信開始されました。今号は、文芸ファン待望の「第44回横溝正史ミステリ&ホラー大賞」の結果発表と選評が掲載されています。受賞作はもちろん、選考委員による選評も見どころです。
さらに、今号では人気作家陣による魅力的なコラムも掲載されています。坂崎かおるによる「趣味がない」、間宮改衣による「私はSNSのアカウントを持っていません」、神尾水無子による「勘違い女の北海道バイク旅」など、個性豊かなコラムが読者の心を掴みます。
連載作品も充実しており、近藤史恵による「風待荘へようこそ」では、古い京町屋のゲストハウスを舞台に、新たな人生を歩み始める主人公の姿が描かれます。長浦京による「シスター・レイ」では、ベトナム人集団の襲撃から逃れた主人公が、周囲の人々にも新たな危機に直面する緊迫感あふれる物語が展開されます。荻原浩による「我らが緑の大地」では、森での調査結果から明らかになった植物たちの「不穏な動き」が、息をのむような展開を生み出します。
「小説 野性時代」は、毎月25日に配信される月刊文芸小説誌です。ダウンロード型の電子書籍に加えて、「角川文庫・ラノベ読み放題」や、「カドブン」「カクヨム」「note」などのサイト内でも作品を展開予定です。価格は385円(本体350円+税)です。
今号は、ミステリ、ホラー、コラム、連載など、読み応えのある内容が満載です。ぜひ、この機会に「小説 野性時代」の世界に触れてみてください。