アパホテル〈新潟 燕三条駅前〉がグランドオープン
新潟県燕市のアパホテル〈新潟 燕三条駅前〉が、増築棟の開業をもってグランドオープンしました。既存の124室に加え、176室を新たに増築し、総客室数は300室に達しました。これにより、アパホテルのネットワークは全国で1,000ホテル、約138,858室に広がりました。
増築棟のオープンに先立ち、披露式典が開催され、アパグループのCEOである元谷一志氏が挨拶しました。彼は、「燕三条エリアは観光需要が高く、地域に根付いた運営を目指していきます。このプロジェクトにより、地域一番店としての地位を確立することを願っています」と述べました。
さらに、元谷氏は「1ホテル1イノベーション」をテーマにしたいくつかの改善点も発表しました。これには、大浴場の環境配慮型シャンプーボトル導入や、客室内のヘッドボードコンセントの視認性を向上させる改善が含まれています。こうした小さな改善が顧客の利便性を高める一助となることでしょう。
便利な交通アクセス
アパホテル〈新潟 燕三条駅前〉は、上越新幹線の「燕三条駅」から徒歩約3分、また北陸自動車道の「三条・燕IC」からも車で約3分というアクセスの良さが魅力です。ビジネス利用の需要が高く、年間を通じて高い稼働率を誇ります。
現在、老朽化が進んでいるアパホテル〈燕三条駅前〉(全80室)は、8月4日をもって営業を終了し、増築棟への移行が行われています。これは「選択と集中」戦略の一環であり、効率的な運営を目指しています。
ホテル内のリニューアルと新たな施設
増築棟の東館では、大浴殿「玄要の湯」が新設され、さらに拡張リニューアルが実施されました。宿泊客にとってのくつろぎの場となることを目的としています。また、レストラン「肴と米うお福食堂」では、越後の郷土料理や新鮮な地元食材を使った朝食ビュッフェが提供される予定です。
客室も新たな設備にアップグレードされています。すべての客室には、50型以上の液晶テレビ、次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi6」の無料接続や、充実したコンセント環境が整えられており、ゲストのニーズに応えています。
環境への配慮を重視
今回のホテルの改装においても、環境への配慮が強調されています。大浴場のシャンプー容器は100%再生PET素材に変更され、持続可能な未来への一歩となることが期待されています。また、全525種類のピクトグラムを用いた館内サインが導入され、訪日外国人にも対応した内容となっています。
最先端のデジタルサービス
特に目を引くのは、最先端のIT技術が導入されている点です。「1秒チェックイン機」や「エクスプレスチェックアウトポスト」により、宿泊者がストレスを感じずにチェックイン・チェックアウトを行えるようになっています。これらのデジタルサービスは、非接触の利便性を追求しています。
まとめ
新たなアパホテル〈新潟 燕三条駅前〉の開業は、地域の観光やビジネスの発展に寄与することが期待されます。全300室という充実したラインナップと最新の設備、そして環境への配慮が施された施設。宿泊客は、快適さと便利さを兼ね備えたホテルで、素晴らしい滞在を楽しむことができるでしょう。