ホテルの新取り組み
2025-03-31 14:20:26

2025年からの食べ残し持ち帰り商品、ホテル業界が変革へ向けた新しい取り組み

日本ホテル株式会社(以下、日本ホテル)は、2018年より食品ロス削減に向けた取り組みを進めてきました。最近、消費者庁と厚生労働省の新たな『食べ残し持ち帰り促進ガイドライン』の策定に伴い、日本ホテルはその取り組みを一層強化することを発表しました。この新しいガイドラインに沿って、2025年の4月1日より、日本ホテルが運営する9つのホテルで食べ残しの持ち帰りに関する規定やマニュアルを改訂し、案内書面や利用規約も整備します。

具体的には、食べ残し持ち帰りに関して、当社ルールやマニュアルの見直しを行い、従業員への教育を通じてその周知を図ります。これによって、安全で円滑に食べ残しを持ち帰ることができる仕組みを整え、環境負荷を軽減することを目指します。特に、持ち帰り専用容器『mottECO』の使用を継続し、食品ロス削減と脱プラスチックを両立させることに努めます。

食べ残し持ち帰りの詳細なガイドライン


新たに施行されるガイドラインには、以下の主なポイントが含まれています。まず、食べ残しを持ち帰る際には、日本ホテルが用意した専用の容器を使うことが求められます。また、お客様自身でメニューを容器に詰め、2時間以内に十分再加熱してから食べる必要があるため、注意が必要です。食材によっては特に中火で75℃以上で1分以上加熱することが求められ、その際アレルギーをお持ちの方に対しての指示も明記されています。

従業員教育の重要性


今回のガイドラインを施行するにあたり、日本ホテルでは従業員教育も重要視しています。社内勉強会を通じて、食品ロス削減の意義だけでなく、食べ残し持ち帰りに関する適切な対応方法についても学んでいく予定です。この取り組みは、全従業員が安全性を確保しつつ、お客様に的確な情報を提供できるようにするための重要なステップです。

環境への配慮


持ち帰り専用容器『mottECO』に関しては、FSC認証を受けた素材で作られたことが特徴です。日本ホテルは、食品ロス削減を重視しつつ、環境への配慮も忘れません。mottECO普及コンソーシアムに参加し、業界全体で連携して持ち帰り文化を普及させる努力を続けています。他業界との連携も視野に入れ、この取り組みを全国に広めていく計画です。

今後の展望


2025年4月からは、ゆっくりとしたペースでガイドラインの適用を進め、日本全国各地での講演会を通じて『食べ残しを家に持ち帰る文化』の啓発を行っていきます。日本ホテルのこの取り組みは、持続可能な社会の実現に向けた貢献へとつながることを期待しています。私たち一人ひとりが意識を持って行動することが、食品ロス削減と環境保護の鍵です。さらに、SDGsの目標に向けた活動を続け、地域や社会に貢献していく意気込みです。


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会社情報

会社名
日本ホテル株式会社
住所
東京都豊島区西池袋1-6-1
電話番号

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