ヤンマーとCLOUDYの画期的なUPサイクルプロジェクト
日本には年間約16万トンもの企業ユニフォームが廃棄されています。その中で、環境への負担を軽減しつつ、新たな価値を創造するための取り組みが進んでいます。そんな中、ヤンマーホールディングス株式会社(以下「ヤンマー」)と株式会社DOYA(以下「CLOUDY」)が手を組んで立ち上げた「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」が注目を集めています。このプロジェクトは、廃棄予定のユニフォームを使ったポーチの製作を通じて、持続可能な社会を実現しようというものです。
プロジェクトの背景
ヤンマーは、産業機械メーカーとしてエンジンの開発などを行っていますが、環境負荷の軽減にも注力しています。廃棄ユニフォームの焼却処理によるCO2排出は大きな問題です。そこで、廃棄ユニフォームの化学分解を行い、再生可能な水素にするリサイクルを進めるなど、リサイクル手法の多様化が急務とされています。そうした中で、CLOUDYとのコラボレーションが生まれました。
アップサイクルの具体例
「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」は、2023年3月24日から開始されるこのプロジェクトでは、ヤンマーの旧ユニフォームを回収し、ポーチとして再設計します。ユニフォームの特に丈夫な部分を利用し、デザインも異なる一点物のオリジナルポーチが作成されます。目を引くのはポーチの内装に使われるカラフルなアフリカンテキスタイル。これにより、シンプルながらも個性豊かな製品が完成します。
プロジェクトの詳細
- - 期間: 2025年3月24日(月)〜6月20日(金)23:59
- - 商品名: HANASAKAポーチ
- - サイズ: 210mm×130mm×65mm
- - 価格: 2,975円〜8,400円(税込)
また、プロジェクトの売上の一部は、CLOUDYが支援するアフリカの子どもたちの給食費に寄付されます。このことから、単なるファッションアイテムを超えた、社会貢献にもつながる製品になっています。
プロジェクトの将来性
ヤンマーが掲げる「YANMAR GREEN CHALLENGE 2050」では、環境問題を解決する企業としての方針を打ち出しています。CLOUDYもアフリカにおける社会課題の解決に貢献しようと、収益の一部をNPO活動に還元しています。このように、二つの会社がコラボレーションすることで、エコで社会貢献につながる新たなビジネスモデルが生まれようとしています。
まとめ
「HANASAKA UPCYCLE PROJECT」は、廃棄物問題解決の一助となり、同時にアフリカの子どもたちへの支援を実現します。このプロジェクトは、単に製品を購入するだけでなく、持続可能性を意識した選択をすることの重要性を人々に伝えています。未来のために今、私たちができることは何かを考えるきっかけになるでしょう。詳しくはMakuakeプロジェクトページをご覧ください。
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