メディアリンク株式会社が「DXでんわ」の新機能を発表
2023年10月、メディアリンク株式会社が提供する電話自動応答サービス「DXでんわ」において、顧客対応を一層効率化させる新機能「AI自動案内(β版)」のアップデートが行われました。この最新の機能により、企業は電話対応の負担を軽減し、よりスムーズな顧客サービスを実現可能となります。
DXでんわとは?
「DXでんわ」は、企業の電話業務をデジタルトランスフォーメーション(DX)の枠組みで進化させるサービスであり、主に自動応答システム(IVR)を通じて、人の手を介さずに顧客からの問い合わせに応じることができます。このサービスは、24時間365日体制で音声案内による自動受付が行われ、顧客の用件に応じて適切な担当者へと迅速に連携します。
特に注目されているのが、顧客からの発話をAIが的確にテキスト化する「音声自動テキスト化機能」や、音声だけでなくSMSによる自動応答も可能とする「SMS送信機能」です。これにより、さまざまな言語(約40言語)にも対応した、利便性の高い業務のデジタル化が進められています。
新機能の詳細
今回実施されたアップデートでは、「AI自動案内(β版)」に二つの新機能が追加されました。
従来のプッシュボタンによる操作ではなく、顧客が話した内容に基づき、自動で最適なフローへと進むことが可能になります。これにより、顧客は簡単に必要な部署へと繋がることができ、ストレスフリーな体験を提供します。
顧客の発話をもとに転送先を特定した後、「◯◯で承りました。担当者にお繋ぎします」の確認メッセージが流れ、安心して待つことができるようになります。これにより、顧客の不安感を軽減し、よりスムーズなコミュニケーションが実現されます。
利用料金について
「AI自動案内(β版)」の機能は無償で提供されています。ただし、正式版リリース後は有償オプションとして提供される予定で、固定料金は0円のまま、利用回数に基づく従量課金(1回あたり15円)のシステムが導入される見込みです。
今後の展開
「AI自動案内」は正式版リリースに向けて段階的にアップデートが行われており、2025年5月下旬には設定できる分岐数と転送先数の増加が予定されています。メディアリンクはこの機能を通じて、顧客ニーズに応えるサービスへとさらに進化していく意向を示しています。
企業情報
メディアリンク株式会社は、東京都港区に本社を置く企業で、コールセンターシステムやチャットサポートツールなど、「ビジネスコミュニケーション」に特化したシステム開発を行っています。今後も新たな技術や機能の導入を進め、企業の電話業務に革新をもたらし続けることを目指しています。
あなたのビジネスも、こうした最先端のテクノロジーを活用することで、効率化と顧客満足度向上の両方を実現することができるでしょう。今後の展開にもぜひ注目してください。