講演会のご案内
世界がますます近くなっている今、外国語に対する興味が高まっています。しかし、その一方で外国語に対してネガティブな感情を抱く「外国語アレルギー」といった現象も見受けられます。今回は、上智大学の木村教授を講師に迎え、多言語の学びと国際交流の重要性について考える講演会が開催されます。
木村教授の講演内容
「英語ができれば世界中どこでも通じる」と考えがちですが、本当にそれで良いのでしょうか。木村教授は、英語という単一の言語に依存することの問題に迫ります。世界には数千の言語があり、それぞれの文化や価値観が育まれています。機械翻訳が進化する中でも、言語の多様性を理解することは欠かせません。
この講演では、幼少期から多言語に触れることの意義や、国際交流に役立つ多様なコミュニケーションの取り方について詳しく紹介されます。40年以上にわたって多言語を自然に習得することを目指してきた「言語交流研究所」の取り組みもご紹介。言語教育や家庭での子育てに役立つ知見が得られる貴重な機会です。
木村教授の研究と著書
木村護郎クリストフ教授は、言語社会学の専門家であり、言語が社会でどのように「問題」や「権利」、「資源」となるかを研究しています。特に、民族や地域、国家間の関係における言語の役割に焦点を当て、グローバル化の進展に伴い、私たちが言語の多様性にどのように向き合うべきかを提案しています。
教授の著書には、『異言語間コミュニケーションの方法』や『節英のすすめ』があり、言語に関する深い考察が展開されています。
参加方法
この講演は教育現場の方々や学生、家庭での子育てに関心のある方にとって有益な内容となっております。興味のある方はぜひご参加ください。参加申込は4月27日16時まで。電話またはインターネットからお申し込みできます。
- - 電話での申し込み: 0120-557-761(平日 10:00-17:30、4/26午後5時30分まで)
- - インターネットでの申し込み: こちらをクリック
主催は一般財団法人言語交流研究所、ヒッポファミリークラブです。
国際交流の未来を見据え、言語の可能性について一緒に考えてみましょう。