全国40自治体が集結、DX推進リーダー育成講義にアンドドットが参加

自治体における生成AIの活用を学ぶ特別講義

2023年9月30日、アンドドット株式会社（本社：東京都渋谷区）の代表取締役、茨木雄太が総務省の企画により、全国40自治体のDX推進リーダー候補者向けに特別講義を行いました。この講義は、自治大学校で行われ、「自治体における生成AIの活用」がテーマです。最近、AI技術の進化が各所で話題になっていますが、スキルの向上が自主的な活用を促す重要な要素であることが示されています。

背景と目的

総務省が発表した情報通信白書によると、国内におけるAI生成技術の個人利用はわずか9.1％に過ぎません。この数字は、個人による利用が依然として低迷していることを示しており、利用していない理由として「使い方がわからない」という障壁が4割以上を占めています。しかしながら、実際には約70％の人々が「ぜひ利用してみたい」または「条件によっては利用を検討する」と答えています。この潜在的なニーズは、自治体における生成AIの普及を加速する可能性を秘めています。

講義の概要

当日は、自治大学校第2教室において70分にわたる講義が行われ、茨木は生成AI技術の基本概念から、その実際の活用方法まで広範囲にわたって説明しました。特に、自治体がどのように生成AIを導入し、住民サービスの向上に繋げることができるかについて具体的な事例を交えて紹介しました。能動的に技術を活用するためには、まずは職員自身がその技術に対する理解を深めることが必要であるとのメッセージが強調されました。

この研修に参加した職員は、各自治体での生成AI導入の可能性を模索し、より良い公共サービスの提供に向けた意見交換を行いました。特に重要なのは、それぞれが持つ地域特有の課題に対して、生成AIがどのように効果を発揮するかを考えることです。

アンドドット株式会社の役割

アンドドット株式会社は、生成AIを活用した数々のソリューションを提供しており、民間企業から自治体に至るまで多岐にわたる実績を持っています。今回の講義は、一般社団法人生成AI活用普及協会（GUGA）の推薦により実現しました。これにより、官民一体となって生成AIの導入を進める重要性が示されています。

企業として、アンドドットは今後も様々なシーンにおいて、生成AIの実装を促進し、地域の発展を支援する取り組みを続けていくことが期待されています。レポートに基づき、講義参加者たちは今後の自治体におけるAI導入に向け、前向きなアクションを起こすことが求められています。