関西の大手進学塾3社である浜学園、アップ教育企画、日能研関西と、教育系出版社の受験研究社が、中学受験生の学習を革新するデジタル教材『Gpass』を共同開発しました。2025年春から、各塾の小学新4年生から運用を開始する予定です。
『Gpass』は、各塾が長年培ってきたノウハウと、受験研究社の質の高い教材、そして最先端のデジタル技術を融合させた新しい学習ツールです。各塾の教材と連動し、生徒の解答結果に基づいて最適な問題を提示することで、効率的な学習をサポートします。さらに、学習履歴のデータ分析に基づいて、一人ひとりに最適な学習コンテンツや学習ルートを提案するAI機能も搭載する予定です。
『Gpass』は、中学受験生にとって、従来の学習方法では得られなかった利便性と効果をもたらす革新的なサービスと言えるでしょう。
『Gpass』の3つの特徴
1.
大手中学受験塾が垣根を越えて共同開発
各塾が長年培ってきたノウハウを結集し、受験研究社の教材と最先端技術を組み合わせることで誕生したサービスです。
2.
問題を解くことで自分仕様に成長するデジタル教材
各塾のカリキュラム・テキストと完全に連動した類題演習が可能で、生徒の解答結果に基づいて最適なレベル・内容の問題が提示されます。
3.
将来は先輩学習者の学習履歴を踏まえてより効果的なデジタル教材へと進化
生徒の学習データを分析することで、最適な学習コンテンツや学習ルートを提示します。将来は、先輩学習者の学習履歴を蓄積したAIによる高度なレコメンドを実現し、より効果的な学習を支援します。
『Gpass』開発に携わる企業
システム開発には、教育業界でトップクラスの技術力と導入実績を誇るコンバイン株式会社が参画しています。AI機能開発とデータ解析にはデジタルエンジン株式会社が参画しています。
『Gpass』は、中学受験生の学習効率とモチベーションを高め、志望校合格への道を切り開く新たなスタンダードとなることを目指しています。
一般社団法人関西教育機構
浜学園、アップ教育企画、日能研関西の3社が、関西圏の私立学校の教育発展と関西の教育水準向上を目指して2014年に設立されました。
株式会社増進堂・受験研究社
1890年創業の教育系出版社で、創業以来130年にわたり、常に時代に先駆けた教材を開発してきました。出版事業に加え、デジタル事業、海外事業、発達に特性のある子ども向けの学び事業など、様々な角度から教育事業を推進しています。
コンバイン株式会社
教育に特化したIT技術とアウトソーシングの提供を通じて、教育関連システムの発展に貢献しています。デジタル採点システム、LMSシステム、CBTシステム、デジタルコンテンツ配信など、教育業界でトップクラスの技術力と導入実績を誇ります。
デジタルエンジン株式会社
コンバイン株式会社の子会社として、合否判定システム、弱点補強システム、理解度分析エンジン、文字認識エンジンなどを開発、運用し、教育機関向けに各種AI機能を提供しています。