九州初の休眠預金活用事業
2025-05-15 16:26:01

九州初の休眠預金活用事業が子ども若者支援を強化

九州初!休眠預金活用による子ども若者支援



一般財団法人ちくご川コミュニティ財団が提案する「筑後川関係地域の子ども若者支援の持続可能性向上プログラム」が、九州で初めての休眠預金活用事業として発表されました。本プログラムでは、地域で活動する団体に対して支援を行い、子どもや若者が抱える様々な課題を解決することを目指します。

活動支援団体の公募開始


このプログラムの特徴は、支援対象となる団体の公募が2025年5月15日から始まることです。支援は非資金的であり、組織の基盤強化や事業運営に関して専門的なアドバイスを提供します。人材育成やマッチングを重視し、地域の次世代に安心して活動を引き継ぐための環境作りを行います。

具体的には、申請書類の詳細や公募要領が同財団のウェブサイトにて公開される予定です。また、団体向けの公募説明会も開催されるので、参加を希望する団体は事前に申し込みを行うことが必須です。

プログラムの目的と事業内容


本プログラムの目的は、主に次世代の若者が直面する問題に取り組む団体を対象にした支援です。支援内容は「組織の基盤強化」「事業の設計・運営・管理」「広報」「資金調達」など多岐にわたります。特に、組織強化に向けた人材マッチングや育成に力を入れながら、権限移譲や事業継承を見据えた支援を行います。

なお、このプログラムにおいては資金的な支援は行われません。地域の活動が持続可能になるよう、非資金的な手法でサポートを行います。

対象地域と団体


対象となるのは、筑後川エリア関連の団体であり、具体的には福岡県全域や佐賀県東部、熊本県の一部等が含まれます。経済的に困窮している家庭や支援が必要な子どもと若者を支援する団体が主な対象です。

実際に採択される団体数は約8団体程度を予定し、2025年11月から2028年3月までの約2年半掛けて事業を展開します。

説明会とワークショップ


公募の円滑な進行のため、「組織診断ワークショップ」も同時に開催されます。このワークショップでは、人材や組織運営に関する課題を見える化し、参加団体の活動をさらに充実させる手助けをします。

福岡市や久留米市、北九州市など、複数の地域で開催される説明会では、団体の目標や活動内容について直接相談する機会が用意されます。

休眠預金等活用制度の目的


休眠預金等活用制度は、10年以上取引のない預金を地域の公益活動に活用するための法律に基づいています。この制度を通じて、静かに眠っている資金を社会のために役立てることができるのです。この制度の活用を通じて、地域の活動や若者支援を強化していくことが期待されています。

ちくご川コミュニティ財団について


ちくご川コミュニティ財団は、九州の筑後川流域で公益活動を行う団体の支援を行うため、2019年に設立されました。地域活性化に向けて、経済的・非経済的な助けを通じて、多様な活動を展開しています。今後も地域の団体や個人が「誰かの役に立つ」活動を支え続けていきます。

詳しい情報は公式ウェブサイトやFacebook、Twitterからも得られますので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。


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会社情報

会社名
一般財団法人ちくご川コミュニティ財団
住所
福岡県久留米市梅満町563
電話番号
0942-34-5600

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