リーテックスがFIN/SUM 2025で開催するシンポジウム
リーテックス株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:小倉隆志)は、2025年3月に行われる日本最大級のフィンテックカンファレンス「FIN/SUM 2025」において、「量子コンピュータによるサイバーセキュリティ脅威の到来」というテーマでシンポジウムを開催します。
シンポジウムの背景
近年急速に進化している量子コンピュータは、これまでの暗号技術に対して新たな脅威をもたらす可能性が高まっていると提言されています。具体的には、量子コンピュータが現実的な時間で暗号を解読できるようになるのは、早ければ5年後とも言われています。この出現は特に金融機関において重大な影響を及ぼすと考えられ、その準備が急務とされています。
既に、サイバー攻撃者は「現時点では暗号化された情報を収集し、後で解読を試みる」という手法を用いていると報告されており(この攻撃手法は「Harvest Now, Decrypt Later: HNDL」と呼ばれています)、私たちが直面している脅威は未来のものではなく、今現在進行している問題です。
そのため、金融機関の情報システムにおいて暗号技術の重要性が増してきており、しっかりとしたリスク評価と対策が必要となります。
シンポジウムの詳細
開催日時
- - 日程: 2025年3月5日(水)
- - 時間: 15:50~16:40
- - 場所: 丸ビルホール(丸ビル7 階)HALL-A
出席者
シンポジウムには金融庁や警察庁出身の専門家が参加し、下記の方々がパネリストとして登壇します。
- - 屋敷 利紀(金融庁 総合政策局長)
- - 河原 淳平(元警察庁サイバー警察局長、リーテックス特別顧問)
- - 蔵本 雄一(日本IBM 株式会社 理事/パートナー)
- - 河津 拓哉(リーテックス株式会社 執行役員CTO)
モデレーターはリーテックス株式会社の代表取締役社長であり、武蔵野大学の法学部客員教授でもある小倉 隆志氏が務めます。
FIN/SUM 2025とは
「FIN/SUM 2025」は、日本経済新聞社が主催するフィンテックのカンファレンスで、今年度の目玉テーマは「真のマネタイズに挑む、次世代フィンテック」です。最新の金融技術についての議論が交わされ、業界の重要な情報交換の場として期待されています。
公式サイト:
FIN/SUM
リーテックス株式会社の紹介
リーテックスはLegalTechとFinTechを融合させた企業であり、デジタル環境におけるセキュリティリスクの増加に対抗すべく、真実を証明するための技術を提供しています。
- - 設立: 2019年1月16日
- - 所在地: 東京都新宿区愛住町22 第3山田ビル8階
- - 公式サイト: リーテックス
このシンポジウムを通じて、量子コンピュータに対する正しい認識と早急な対応が促進されることが期待されています。参加を希望する方は是非、運営側にお問い合わせください。