ギャップジャパンのTokyo Pride 2025における取り組み
今年もギャップジャパン株式会社は、特定非営利活動法人東京レインボープライドが主催するアジア最大のLGBTQ+イベント、Tokyo Prideに協賛します。イベントは2025年の6月6日と7日の二日間、代々木公園で行われる「Pride Festival」で、ギャップジャパンはブースを設置し、様々な支援活動を通じてアライの意識を広める予定です。
自社の理念と活動の基盤
ギャップは1969年に創業して以来、全ての人々に心地よい小売体験を提供することに力を注いできました。このインクルーシビティ(包括性)に対する取り組みは、創業者のドン・フィッシャーが、異なる身体的特徴を持つ多様な人々に向けた商品を提供する姿勢からも見ることができます。また、共同創業者である妻ドリスが同等の株式を持ち、共に経営に参加したことからも垣間見えるように、対等性はギャップの文化に深く根付いています。
ギャップジャパンは、LGBTQ+の権利を支援し、全ての体型や肌の色を尊重し、あらゆる人々が安心して働ける環境を作るための努力を惜しみません。「誰もが、自分らしくいられる場所を持つべきである」という理念は、意思決定の根幹となる価値観です。この価値観は、従業員に対する福利厚生にも反映されています。
イベントでの実施内容
今年は日本進出30周年という節目の年でもあり、アパレル業界でいち早くTokyo Prideに参加したギャップジャパンは、これまでの活動を札幌、大阪、福岡などに拡大し、ボランティア活動を通じて地域貢献を進めています。Tokyo Prideでは、ブースでのチャリティプライドTシャツの販売やアライステッカーの配布を行い、収益は認定NPO法人ReBitに寄付される予定です。この寄付は、LGBTQ+問題に関する啓発活動や、広告活動などに活用されます。
また、Tokyo Pride開催中の週末には、日本全国のギャップ、バナナリパブリックの店舗スタッフがレインボーリボンを着用し、来店される顧客をお迎えします。スプレータイプのドリンクなども、Gap新宿フラッグス店内のカフェでは期間限定で楽しめる企画も用意されています。
ギャップジャパンは、LGBTQ+コミュニティへの支援を通じて、「誰もが自分らしく生きる社会」を目指して、今後も取り組みを続けていきます。このようにして、私たちはもっと良い未来を築くため、ギャップを埋める懸け橋としての役割を果たしていきます。
Tokyo Pride 2025ギャップジャパン施策概要
- 日時:2025年6月7日(土)8日(日)午前11時から午後6時まで
- 場所:代々木公園イベント広場&野外ステージ
- 内容:イベント限定チャリティプライドTシャツ販売/アライステッカー配布
- 日時:2025年6月8日(日)午後12時開始予定
認定NPO法人ReBitについて
ReBitは、LGBTQ+コミュニティが社会でありのままに未来を選べることを目指す組織です。多様性に関する教育や研修を提供し、企業や学校でのサポートも行っています。必要な支援を受けられることを実現するため、日々活動しており、約2400回の研修を通じて24万人以上に影響を与えました。
終わりに
ギャップジャパンのこうした取り組みは、多様性を尊重し、より良い社会を目指す情熱の表れです。これからも企業としての責任を果たしつつ、LGBTQ+の権利を守るための活動を継続していく意志を示しています。私たち一人一人が理解し合い、助け合うことで、真の包括性を実現する社会を築き上げていきましょう。