ECOMMITが新たな一歩を踏み出す
株式会社ECOMMITが、ジャパンサステナブルファッションアライアンス(以下、本アライアンス)の2025年度共同代表に選ばれたことが本日発表されました。これにより、ECOMMITはメーカーや流通業者と共に、サステナブルなファッション業界の実現に向けての取り組みをさらに強化することとなります。
本アライアンスの設立と目的
ジャパンサステナブルファッションアライアンスは2021年に設立され、ファッション業界の持続可能性を高めることを目指しています。このアライアンスでは、参加企業が自然環境や社会に与える影響を分析し、共通の課題に対して協力して解決策を見出していくことを重視しています。2023年からはECOMMITが正会員となり、政策提言などを通じてその活動に関与していました。
ECOMMITの取り組み
ECOMMITは「捨てない社会をかなえる」ことをビジョンとし、全国7ヵ所に循環センターを持ちながら、不要品の回収や選別、再流通を行っています。これにより、エコロジーの推進と持続可能なビジネスの実現を目指しています。また、自社開発のトレーサビリティシステムを用いて、リサイクルやリユース率の把握、CO2削減量の報告を行い、企業や自治体のサステナビリティ施策をサポートします。
共同代表としての責任
今回の共同代表に選ばれ、ECOMMITは更なる責任を担うこととなります。坂野晶・上席執行役員は「サブライチェーン全体での仕組みの変革が必要だ」と語り、自社の枠を超えた協力が重要であると強調しています。活動方針としては、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みや、ファッションロスゼロに関する施策強化などが掲げられています。特に、生活者との協働を重視した施策が今後のカギを握るとされています。
一般社団法人化の意義
本アライアンスはこれまで任意団体として4年間活動してきましたが、この度一般社団法人化が発表されたことで、ガバナンスの強化と伴った社会的インパクトの最大化を目指します。これはサステナブルファッションに関する政策決定において、より効果的な活動を可能にするステップとなります。
未来を見据えた取り組み
ECOMMITは今後も「カーボンニュートラル」と「ファッションロスゼロ」というビジョンを掲げ、幅広い活動を展開していく意向を示しています。企業が持続可能性を追求する中で、協力して向かうべき方向性が明確になり、社会全体での意識改革にもつながることでしょう。今後の活動に期待が寄せられます。
詳細な情報は
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