住まい探しに困難を抱える人々へのサポート体制強化!LIFULL HOME'Sが「FRIENDLY DOOR サポートデスク」を開設
株式会社LIFULLが運営する不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME'S」は、住まい探しに困難を抱える住宅弱者の方々を支援するため、2024年6月28日に「FRIENDLY DOOR サポートデスク」を開設しました。
「FRIENDLY DOOR」は、高齢者、外国籍、LGBTQ、生活保護利用者など、様々な事情で住まい探しに困難を抱える人々に対して、親身になって相談に対応してくれる不動産会社を検索できるサービスとして、2019年から提供されています。開設から4年で、参画不動産店舗数は5,700店舗を超えるまでに拡大しました。
今回新たに開設された「FRIENDLY DOOR サポートデスク」では、従来のサービスに加え、より専門的なサポートを提供します。具体的には、居住支援法人の紹介や行政支援に関する情報提供など、個別対応が必要となる住宅弱者の方々のニーズに対応していきます。
開設の背景:住宅弱者の抱える課題と増加する相談への対応
LIFULL HOME'Sが2022年に実施した「住宅弱者の住まい探しに関する実態調査」では、多くの住宅弱者が住まい探しにおいて困難に直面していることが明らかになりました。特に、不動産の専門用語が理解できないという声が多く、専門知識の不足が大きな課題となっています。
また、「FRIENDLY DOOR」の運営を通じて、個別相談の増加が顕著になってきました。行政支援の情報提供や居住支援法人の紹介、対応可能な不動産会社との連携など、より専門的なサポート体制が必要とされ、今回のサポートデスク開設に至りました。
相談内容とサポート例
「FRIENDLY DOOR サポートデスク」は、LINEのトーク機能を通じて相談を受け付けるサービスです。住まい探しに困難を抱える方々が安心して相談できるよう、様々なサポートを提供します。
主な相談内容とサポート例
住まい探しの流れや手順、エリアごとの家賃相場
住む場所や物件の選び方、契約時に必要な書類
あなたに合った不動産会社探し
居住支援法人の紹介や行政支援に関する情報提供
株式会社オリィ研究所との業務提携
「FRIENDLY DOOR サポートデスク」は、株式会社オリィ研究所と業務提携し、より充実したサポート体制を構築しています。オリィ研究所は、難病や重度障害で外出困難な方々などが遠隔でロボットを操作し、カフェの接客を行う「分身ロボットカフェ」や、外出困難な方々がテレワークで企業に就職・転職ができる人材紹介サービス「FLEMEE」などを展開しています。
今回の業務提携により、オリィ研究所の経験とノウハウを活かし、住宅弱者の方々の就労支援と住まい探しをサポートすることで、より豊かな選択肢を提供していきます。
今後の展望
「FRIENDLY DOOR サポートデスク」は、住宅弱者の方々の住まい探しを支援する新たな一歩となります。LIFULL HOME'Sは、今後も、より多くの人々が安心して住まいを見つけられる社会の実現に向けて、積極的に取り組んでいきます。