脳検査にAI導入
2025-05-28 16:53:34

AIが脳検査を革新!ユカリアが新サービスMVision healthを発表

AI技術が脳の健康を見守る



2025年5月から、株式会社ユカリアの完全子会社であるスマートスキャン株式会社が提供する新サービス「MVision health」がスタートします。この画期的なサービスは、脳ドック受診者のMRI画像をAIが解析し、個々の脳の健康状態を細密に評価したレポートを提供します。

「MVision health」とは?


「MVision health」は、株式会社エムの開発したAI画像解析技術を利用しています。この技術は、3万件以上の撮像画像データを学習し、脳萎縮や白質病変といった認知症や脳梗塞のリスク因子の進行度を定量化します。受診者は、同年代の健康な脳とどれだけ異なるかを理解することができ、経年変化を把握することで、健康維持のための早期介入が期待できます。

この新しいサービスは、医療機関にとっても運用負荷を増やすことなく、より質の高い情報を提供できるメリットがあります。受診者は、レポートを通じて自身の脳の状態を把握し、必要に応じて適切な対策を講じることが可能となります。

機能と提供価格


「MVision health」の利用料金は7,000円(税込7,700円)で、スマート脳ドックサービスを実施している全国の医療機関で受けられます。受診者は、マイページを通じて検査結果をいつでも確認でき、過去のデータと比較することができます。これにより、経年変化を視覚化したレポートを手にすることが可能となります。

スマート脳ドックの特長


この新しいサービスは「スマート脳ドック」のオプションとして提供されます。「スマート脳ドック」は、医療機関のMRIやCTの非稼働時間を活用したシェアリングエコノミー事業の一環として、多くの消費者が手軽に利用できるシステムです。これにより、脳の異常を早期に発見することが期待されており、受診時間の短縮化も実現されています。

特に、撮影データは放射線科診断専門医と脳神経外科専門医による二重チェックが行われ、万が一異常が検出された際も迅速に専門医療機関への紹介が行われます。

ユカリアのビジョン


ユカリアは、超高齢社会における課題解決を目指し、ヘルスケアの産業化を進めています。AIエージェントを駆使して「三方良し」を実現し、医療・介護分野におけるサービス向上を目指しています。ヘルスケアの現場と密に連携し、今後も様々なサービスの開発に注力していく姿勢を見せています。

このように、「MVision health」はAIを用いた脳の健康評価サービスとして、医療分野の新たな扉を開く可能性を秘めており、今後の展開が期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社ユカリア
住所
東京都千代田区霞が関3-2-5霞が関ビルディング 19階
電話番号
03-5501-2271

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