新たなオンラインサロン「ヒューマンリレーションズラボ」が人間関係の改善に挑む

ヒューマンリレーションズラボの概要

昨今、職場の人間関係は企業の生産性や個人の幸福度において重要な要素とされています。そこで注目を集めているのが、株式会社BeComeが運営するオンラインサロン「ヒューマンリレーションズラボ」（以下、HRL）です。このサロンは、企業向けの組織コンサルティングで培った経験を基に、人間関係の解消と生産性向上を目指すプログラムを提供しています。彼らのビジョンは、無駄な人間関係の齟齬をなくし、個人の幸福を追求することです。

設立の背景

株式会社BeComeの代表である関真志氏は、数十名から1万人規模の企業で数多くの人間関係の課題解決に携わってきました。彼は、自身の培ったノウハウをより多くの人に提供したいとの思いから、BtoC向けのオンラインサロンを設立しました。このサロンは、組織内の力関係を円滑にし、個々の成長を促すための実践的な学びの場として機能しています。

初期参加者

2024年3月には、ゼロ期生として約20名が集まり、をスタートさせました。その後、現在は1期生が加わり、短期間で32人の受講者を迎えるまでに成長しています。

HRLの独自のアプローチ

HRLの大きな特徴は、特定の心理学に偏らず多様な理論を活用しているところです。アドラー心理学やフロイト、ユングに加え、愛着スタイルやMBTIなど現代的な理論まで網羅しており、受講者それぞれの状況に応じたオーダーメイド型のアプローチを実施しています。このアプローチにより、受講者は自分に必要な理論や視点を得ることができ、具体的な行動に繋がる支援を受けています。

実際の効果

受講者の中には、部下育成や上司とのコミュニケーションに悩む経営者や中間管理職が多く参加しています。HRLに参加したことで、課題解決のヒントを得た事例も多くあります。例えば、感情的な部下のマネジメントに苦しんでいた受講生が、感情の処理方法を学んだことで、信頼関係を築き、晴れて取締役に昇進したケースもあります。

現代の人間関係における課題

現代においては多くの離職理由が人間関係に由来しています。厚生労働省の調査によると、「職場の人間関係が不満」という理由は、離職理由の上位に位置しています。関氏は、自身の経験から人間関係が持つ影響を熟知し、受講生にこの認識を深める重要性を説いています。HRLでは、受講者が自身の過去の経験を振り返り、現状にどう影響を与えているかを探る手法を模索しています。

今後の展望

HRLは今後も、人間関係の改善を通じて社会全体の生産性と幸福度向上に貢献していく方針です。関氏は、「このミッションに共感する仲間と出会い、輪を広げていきたい」と語っており、知識を得ることで自己の力で人間関係の課題を解決できる個人を育てることが、彼の目指す未来です。これにより、より満ち足りた人間関係を築ける社会実現を目指しています。

会社概要と代表者

株式会社BeComeは、「人と本気で向き合う」ことをミッションに掲げ、心理学とマネジメントを融合させた独自の手法で組織の課題解決に取り組んでいます。関真志氏は1988年に茨城県で生まれ、2015年に株式会社BeComeを設立。HRLを主宰し、経営者やマネージャーへの支援を行っています。

今後もHRLを通じ、豊かな人間関係が築かれるよう努めていく姿勢が垣間見えます。