オムロンが「福利厚生推進法人」に認定、社員の働きやすさを追求します

オムロンが「福利厚生推進法人」を受賞

オムロン株式会社は、福利厚生の充実とその活用に取り組む姿勢が評価され、「ハタラクエール」において「福利厚生推進法人」を受賞しました。本社は京都市下京区に位置し、辻永順太氏が代表取締役社長を務めています。

この受賞は、同社が掲げる人財戦略ビジョンに基づくもので、「会社と社員が、よりよい社会をつくる」という企業理念が深く根付いています。オムロンは、多様な人材がそれぞれの個性や能力を発揮できる環境を整え、柔軟な働き方の提供に力を入れているため、今回の認定につながりました。

福利厚生は従業員のモチベーションやエンゲージメントに大きく影響する要素であり、オムロンはこの重要性を認識した上で制度を充実させています。具体例として、退職金制度において確定拠出年金への全面移行を進め、社員自身が資産形成を実現できるような取り組みを実施しました。その結果、2023年度には元本確保型商品の選択者割合が15%にまで低下するなど、社員の自己資産管理意識の向上が見受けられます。

さらに、オムロンは男性社員の育児休暇取得を促進するために、トップからのメッセージ発信や管理職向けの研修を行い、企業風土の改善に努めています。その成果は顕著で、2023年度の育児休業取得率は66%に達し、平均取得日数も60日を超えるなど、2年連続で好成績を収めています。

今後もオムロンは、社員が仕事と家庭を両立できるよう様々な福利厚生制度と支援策を整備し、人的資本経営を推進していく予定です。この取り組みを通じて、事業を通じた価値創造を実現することを目指しています。福利厚生のさらなる普及と発展を目指した「ハタラクエール」の取り組みも、今後の企業活動に貢献することが期待されます。

詳細情報は公式サイトに掲載されています。興味のある方はぜひご覧ください。