教育・公共機関向けAWS導入支援を強化するNHNテコラスの新プラン

NHNテコラスが提供する新たなAWS導入支援プラン

日本政府が促進する「クラウド・バイ・デフォルト原則」に基づき、教育や公共機関でもクラウドサービスの利用が推奨されています。しかし、実際の導入には様々な障壁が存在します。NHNテコラスは、これらの課題を解消するために新たにAWSを活用した支援サービス「C-Chorus」を強化し、専用プランを2019年中に提供することを発表しました。

クラウド導入の課題

教育機関や公共機関がクラウドを活用する際、特に問題となるのが利用料金の決済方法です。従来のクレジットカード決済では、予算管理や為替リスクの面で不安が伴います。また、各種手続きの煩雑さも導入を躊躇させる要因の一つです。これにより、AWSといったパブリッククラウドの導入が進まない傾向が続いていました。

新プランの概要

NHNテコラスの「C-Chorus」は、特に公共部門向けに設計されたAWS活用支援サービスです。このプランでは、必要な分だけ購入できる100,000円の定額前払いチケットが特徴です。これにより、教育機関は事前に予算を確保し、安心してAWSの利用を開始できます。支払いは日本円および銀行振込が可能で、また初期手続き費用や契約代行手数料は完全無料です。

特徴一覧

1. 定額前払いチケット：1チケットあたり100,000円（税別）
2. 銀行振込対応：日本円での支払いが可能
3. 追加特典：10枚以上購入時に特典チケットをプレゼント
4. サポート：AWSのビジネスサポート相当を無料で提供
5. 書類手続きの簡略化：各種手続きに対応
6. 予算超過防止機能：アラート機能を搭載

このプランによって、教育機関は安定的にAWSを運用するための環境が整うこととなります。