い草の温もり棺
2020-02-06 15:01:00

純国産い草の温もりある棺「みどりのお棺」でより思いやりある葬儀を

新たな形の葬儀スタイル、温もりある「みどりのお棺」



日本の葬儀文化が、今新しい形に変わろうとしています。その中心にあるのが、株式会社トーシンが提供する「みどりのお棺」です。この棺は、福岡県大川市産の最高級い草を使用し、独自の製法でお茶のカテキン染めを施したものです。この特許技術により、い草は高い殺菌効果を持ち、故人との最後の別れの場をより衛生的で美しいものにします。

い草の魅力とその役割


い草は、その消臭・殺菌作用により、葬儀において非常に重要な役割を果たします。故人を偲ぶ場は、常に穏やかな空気が求められますが、「みどりのお棺」はその空気を保つための一助となります。また、い草という日本の天然素材を用いることで、地域の伝統工芸を支え、生産農家の活性化にもつながるのです。

あたたかさを表現するデザイン


「みどりのお棺」は、シンプルでありながらも故人への思いを柔らかく表現するデザインが特徴です。棺の全体的な形状は、角を落とし、優しい印象を醸し出すように配慮されています。多様化する葬儀のスタイルの中で、故人にとって特別な存在となる棺を、オーダーメイドで仕立てることができるのも大きな魅力です。色や織り方、装飾を自由にカスタマイズできるため、思い出の詰まったあなただけの棺を作成できます。

伝統と革新が融合する背景


「みどりのお棺」は、福岡県大川市に根ざす株式会社トーシン、企画デザインを担当する株式会社doode、そして実制作を行う木下工芸株式会社の3社が協力して生み出した商品です。近年、日本のい草産業は厳しい状況にあります。しかし、この棺を通じて、い草の良さを再認識し、日本ならではの葬儀の形を再構築することが求められています。

賢く選ぶ葬儀のスタイル


最近の葬儀は多様化が進み、故人それぞれに合ったスタイルが選ばれるようになっています。「みどりのお棺」は、故人を偲ぶ気持ちを大切にし、個性を尊重したお別れを提供します。忙しい現代社会において、葬儀を手早く済ませる風潮もありますが、棺は故人との最後のコミュニケーションの場でもあります。だからこそ、「あたたかい気持ちが行き交う場」をつくるための選択肢として、この棺は多くの人に受け入れられるのです。

社会的な意義


さらに、多死社会における葬儀のニーズが増加している中で、従来の形式に囚われない柔軟な葬儀スタイルが求められています。「みどりのお棺」は、そのニーズに応える形で、葬儀に新しい価値をもたらす存在として注目されています。故人の姿を思い描きながら、最後の別れを大切にすることが、周囲の人々の心にどれほどの温もりをもたらすことでしょう。

「みどりのお棺」を通じて、葬儀の新たなスタイルを提案し、大切な人とのお別れをより大切にする文化が広がることを願っています。私たちの心を込めて、送る準備を日常に取り入れ、「あたたかい気持ちが行き交う」場が増えれば、より素敵で価値のある社会になることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社doode
住所
神奈川県鎌倉市御成町3-10鎌万ビル2F A
電話番号

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