iPhone/iPadで実現！3Dコミュニケーションシステム『ReaCha』の全貌

3Dでの新しいコミュニケーション！

グローバルウェーブ株式会社が、iPhoneやiPadを使用した新たな3Dコミュニケーションシステム「ReaCha（リアチャ）」を開発しました。この革新的なシステムは、6月20日から東京ビッグサイトで開催される「3D&バーチャルリアリティ展」において、世界初公開される予定です。

ReaChaの基本機能

「ReaCha」は、Kinectを利用してリアルな3D映像でのコミュニケーションを実現します。このシステムでは、Kinectを配置した場所にいる被写体が3D化され、iPhoneやiPadのユーザーと3Dでの会話が可能になります。なお、このシステムはグローバルウェーブが開発した特殊光学シート「Pic3D-Ⅱ」と併用する必要があります。

Kinectは、マイクロソフトが販売した体感型ゲームデバイスで、音声認識やジェスチャー操作が可能です。これにより、自然で直感的なやり取りが可能となり、オンラインでのコミュニケーションの新たな形を提供します。

技術的な仕組み

「ReaCha」は、KinectをWindows PCに接続した后一旦データを集計し、特定のソフトウェアを通してリアルタイムに3D映像と通常映像を合成します。この映像は専用のサーバーに送信され、iPhoneやiPadにインストールされた視聴ソフトでストリーミング再生されます。これにより、ユーザーは裸眼で3D映像を楽しむことができるのです。

多様な利用シーン

「ReaCha」は、個人の遠方に住む家族間のコミュニケーションから、企業でのスカイプ会議の3D化まで、多彩なシーンでの活用が期待されています。場所を気にせず、まるで同じ空間にいるかのような体験を提供します。

また、「ReaCha」以外にも、グローバルウェーブは3Dカメラアプリや65インチのタッチパネルなど、様々な製品を展開予定。3D技術の進化が私たちの生活をさらに豊かにすることでしょう。