創業100年超の老舗が生み出した話題のクラフトビール

創業100年超の老舗ベーカリーが届ける新たなクラフトビール

神奈川県海老名市に位置する100年以上の歴史を持つベーカリー「栄屋製パン」が、自社の新プロジェクトBetter life with upcycleを通して、興味深いアイデアのクラフトビールを発表しました。9月2日にリリースされる新作「Ripe Strawberry Ale」は、規格外の完熟いちごと食パンのミミを利用したユニークなビールで、持続可能性を考慮しつつ美味しさを追求した素晴らしい製品となっています。

概要

今回の新商品の「Ripe Strawberry Ale」は、350ml缶で販売される発泡酒で、ECサイトを通じて627円（税込み）で購入できます。ビールスタイルはStrawberry Aleで、バニラビーンズとハイビスカスを加えたことで、柔らかな口当たりと華やかな香りを実現しています。ABV（アルコール度数）は6.0％で、IBU（苦味指数）は16と、まろやかな味わいが特徴です。

完熟いちごの魅力

「Ripe Strawberry Ale」には、武井いちご園から無償で提供された完熟いちごが使われています。このいちごは、香りと甘みが非常に優れており、数々の品評会で評価されています。規格外品のいちごは、多くが廃棄されてしまうものですが、クラフトビールとして新たな価値を創造することで、地元の農業を支援する取り組みを形にしました。自然との共生をテーマにしている「Better life with upcycle」は、こうした廃棄されがちな素材を活用し、持続可能な社会を目指す姿勢が感じられます。

工程と特徴

ビールの製造過程では、食パン製造の副産物である食パンのミミが麦芽の代わりに使用され、全体の12％を占めています。また、発酵プロセス中に完熟いちごを漬け込むことで、その天然の香りと味わいがビールにしっかりと反映されます。驚くべきは、いちごが固形原材料全体の約20％を占め、前作「Strawberry Milk Shake」に比べ、より濃厚かつフルーティーな味に仕上げられています。

購入方法

「Ripe Strawberry Ale」は、公式ECサイトで購入可能です。楽しいひと時のお供に是非味わってみてください。商品購入は以下のリンクから行えます。

ECサイトはこちら

クラフトビールがつなぐ未来

「Better life with upcycle」の理念は、クラフトビールを通じた新たな生活様式の提案にあります。クラフトビールを楽しむことで生まれる会話や笑顔が、日常を豊かにし、多くの人々に喜びをもたらすことを願っています。

栄屋製パンの歴史

1923年に和菓子屋として創業し、1953年には株式会社として法人化。2021年に新たな挑戦としてクラフトビールプロジェクトを始動、2024年には自社醸造所を設立するなど、時代と共に成長を遂げてきています。栄屋製パンは今後も地元の食材を生かし、魅力的な製品を提供し続けることでしょう。

この新しい試みによって、食生活はもちろん、地域社会の活性化にも貢献することができると信じています。クラフトビールの新たな美味しさを、ぜひ体験してみてください。