商業施設のDX化を加速するAI SaaS「Zero」事業がGROWTH VERSEに参入

GROWTH VERSE、商業施設売上管理AI SaaS「Zero」を取得

株式会社GROWTH VERSE（東京都豊島区、代表取締役CEO：渡部知博、CTO：南野充則）は、WED株式会社（東京都渋谷区、代表取締役兼CEO：山内奏人）から2024年11月1日付で商業施設の売上管理AI SaaS「Zero」事業を譲り受けることを発表しました。この取得は、GROWTH VERSEが未上場時から進めているM&A戦略の一環であり、2024年5月に譲受したミセシル事業に続く重要なステップとなります。

売上管理AI SaaS「Zero」とは

売上管理AI SaaS「Zero」は、商業施設の業務効率を高めるサービスであり、大手GMS、ディベロッパー、鉄道会社など幅広く導入されています。まだ多くの商業施設が紙ベースでの売上管理を行っている中、Zeroはテナント側と管理者側双方の負担を軽減し、業務をデジタル化します。また、このサービスは環境への負の影響を削減することも目的としています。これは、商業施設の業務を効率化するだけでなく、持続可能な運営を推進する上でも大きな意義があります。

詳細はこちらをご覧ください：Zeroの公式サイト

GROWTH VERSEと「Zero」のシナジー

GROWTH VERSEは「Client Growth First」を企業のミッションに掲げており、データを活用する専門家として成長AIプラットフォーム「AIMSTAR」を開発・提供しています。AIMSTARは、B2Cオンライン企業の顧客データを活用し、エンゲージメントの強化に貢献しています。さらに、2024年5月にはショッピングセンターを対象とした人流分析AI SaaS「ミセシル」を取得。これにより、オフラインデータの分析を行う領域へも進出し、商業施設の売上向上に寄与しています。

「Zero」の取得により、GROWTH VERSEは商業施設の業務効率化支援をさらに強化します。ゼロ事業を新たに皮切りに、今後は業務効率化の新プロダクトを開発し、商業施設の経営改善に取り組んでいく予定です。進化し続ける商業施設の環境に対して、AIによるデータ分析力を駆使し、新たな価値を提供していくことが求められています。