肺の健康を考える
2026-05-07 10:55:43

呼吸の日を機に知っておきたい肺NTM症と気管支拡張症の実態

呼吸の日と慢性的な呼吸器疾患の認識



毎年5月9日は「呼吸の日」。この日を機に、長引く咳や痰の症状に悩む人々の実態を考えてみましょう。インスメッド合同会社が行った調査によると、中高年層において、肺NTM症や気管支拡張症といった慢性呼吸器疾患の認知度が低いことが浮き彫りになりました。

調査の背景と目的



今回の調査は2025年12月に実施され、30代から70代を対象に咳や痰の症状がある人1,030名を調査しました。この調査は5回目で、これまでの結果と比較しながら現状を把握することが目的とされていました。近年、肺NTM症は日本において増加傾向であり、肺結核をもしのぐ罹患者数になっています。そのため、早期の認知と受診が求められます。

肺NTM症と気管支拡張症の認知度



調査結果によると、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症は90%以上の人が認知している一方で、肺NTM症の認知度はわずか10.2%、気管支拡張症は19.8%でした。これは非常に低い数字であり、疾患に対する理解が不足していることを示しています。

専門家は、慢性的な咳や痰が続いている際に、季節や体質の影響と捉える傾向が多く見受けられると指摘しています。これが医療機関の受診をためらう要因となっていると言えます。

受診実態と理由



咳の症状がある人のうち、医療機関を受診しない理由として最も多いのは「病院に行くほどではない」と感じている人が71.4%という結果でした。また、痰の症状では受診しない割合が56.3%でした。これらの数字は、長引く症状であっても多くの人が自分自身で解決しようとする傾向を浮き彫りにしています。特に、「症状が強くなったとき」や「夜に眠れないほど辛いとき」という時が受診を考えるきっかけになっていることも分かりました。

受診をためらう背景



無症状の際や短期間の症状が続く場合でも、受診をためらう傾向があるようです。咳や痰が1~2週間続くレベルでは、受診を考える人数はほんの2~3割程度に留まっており、症状が悪化したときに初めて受診を検討する人が多いことが確認されました。これは自己判断によって悪化するリスクも含んでいます。

呼吸器疾患と社会的影響



肺NTM症や気管支拡張症などの疾患は、初期には無症状なことも多く、症状が進行するまで気付かれにくいことが特徴です。咳や痰といった身近な症状でも、実際には深刻な疾患の隠れたサインかもしれません。そのため、健康な状態を維持するためには、早期の受診を心がけることが重要です。

専門家からのアドバイス



南宮湖教授は、「長引く咳や痰の症状では、自己判断をせずに医師に相談することが必要です。特に、3週間以上続く場合は、受診を強く推奨します。」と語っています。症状が続くことを軽視せず、専門的な医療を受けることが重要です。

まとめ



呼吸の日とは、私たちの健康を見直す良い機会です。肺NTM症や気管支拡張症の認知度を高め、長引く咳や痰に対する意識を促進することが求められています。自分自身や周囲の人々の健康を守るためにも、早期の受診と適切な医療を検討しましょう。


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