アマノ、米ペガサスと業務提携で新たな製品開発を加速

米国のシリコンバレーを拠点に活動するペガサス・テック・ベンチャーズは、経営テーマである「時間と空気」を掲げるアマノ株式会社との戦略的業務提携を発表しました。この提携は、両社の強みを活かし、次世代の製品開発と市場戦略の強化を図るものです。

提携の背景と目的

アマノは、米国やヨーロッパ、イスラエル、さらにはアジアの主要なスタートアップと連携し、革新を追求しています。ペガサスの広範なネットワークと投資インフラを活用することで、アマノは新たな技術や市場動向を取り入れ、製品開発において業界のリーダーシップを強化する狙いがあります。

アマノの取締役である多造藤徳氏は、「ペガサスはオープンイノベーション分野での豊富な実績を有しており、当社の次世代商品開発に資する技術やサービスを見出せる」と期待を語ります。この提携を契機に、アマノは新規事業の創出と既存事業の拡大に一層注力していく方針です。

ペガサスの役割

ペガサスの創業者兼CEO、アニス・ウッザマン氏は、「我々は世界中のベンチャー企業を観察しており、アマノとの提携が成功することを願っています。シリコンバレーのスタートアップが持つ革新的な技術やアイデアをいち早くアマノに提供し、競争力のある製品開発を支援していきたい」とコメントしています。

この提携を通じて、ペガサスはアマノの強みであるパーキング事業、環境事業などの領域でもスタートアップとの円滑な連携を促進する役割を果たします。これは、アマノがグローバル市場での競争力を確保するために必要不可欠な措置です。

アマノの企業理念

アマノは創業以来、「人と時間」「人と空気」をテーマに掲げています。国内初のタイムレコーダーを開発し、時間を有効に活用するためのソリューションを提供してきました。また、安心・安全な職場環境を作り出す製品やサービスも展開し、顧客ニーズに応じた柔軟な事業展開を続けています。アマノは、グローバルな視点を持ち、新市場・新事業・新技術に挑戦し続け、信頼される企業グループを目指しています。

ペガサス・テック・ベンチャーズについて

ペガサス・テック・ベンチャーズは、シリコンバレーに本社を構え、40社以上の大手企業から出資を受けるベンチャーキャピタルです。これまでにSpaceX、Twitter、Airbnbなど多くの企業への投資実績があり、世界中で270社以上のスタートアップに資金を提供してきました。特にCVC（コーポレート・ベンチャー・キャピタル）運用においては、最大手としての地位を築いています。

ペガサスはまた、スタートアップワールドカップというグローバルなネットワーキングイベントを主催し、イノベーション促進に寄与しています。このように、ペガサスは戦略的な提携を通じて、アマノとともに新しい価値を創造していくことに注力しています。今後の動向にぜひ注目していきたいところです。

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