やまと社会インパクトファンド、インパクトレポート2024を発行
やまと社会インパクト投資事業有限責任組合(以下「同ファンド」)は、最新の「やまと社会インパクトファンド インパクトレポート 2024」を発行しました。このレポートでは、地域課題解決に向けたファンドの取り組みや、その成果が詳細に記されています。
インパクトレポートの内容
今回のレポートは、同ファンドが過去一年間に実施したプロジェクトや活動に関する情報を集約し、社会的インパクト(社会変化)の成果を明らかにしています。特に、2024年の特集企画として、奈良県および周辺地域における社会課題を解決するためのアクセラレーションプログラムが紹介されています。このプログラムでは、地域のインパクト指向の起業家を支援すべく、集中的な研修が行われるなどの工夫が凝らされています。
アクセラレーションプログラムの実施内容
2024年2月から約6か月間にわたり行われたこのプログラムには、起業家5名、南都キャピタルパートナーズ株式会社と株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズのメンバー、さらには地域の金融機関や奈良県庁の職員など、合計18名が参加しました。
プログラムでは、1泊2日の合宿を通じて、法隆寺や信貴山朝護孫子寺の宿坊を訪れるなど、やまと地域ならではの歴史的・文化的な体験が盛り込まれました。その中で、参加者たちは非日常的な環境の中でロジックモデルの作成やブラッシュアップに取り組み、実務的なスキルの向上を図りました。
地域課題解決に向けた取り組み
やまと投資事業有限責任組合は、地域社会の課題を解決するために設立され、インパクトファンドの運営を通じて多くの実践者を生み出すことを目指しています。休眠預金を活用したこの事業は、地域経済の活性化をサポートするために重要な役割を果たしています。
さらに、社会変革推進財団(SIIF)の支援を受け、地域インパクトファンドの設立・運営を推進しています。この取り組みは地域の金融機関と協力のもと、地域課題解決のためのファンドを設立し、資金の循環を促進することを狙っています。
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズの役割
同社はヘルスケア領域においてスタートアップへのインパクト投資を実施しており、社会問題の解決に貢献することをミッションに掲げています。事業利益を最大化するため、顧客の行動変容を生み出すアウトカムの創出を重視して、スタートアップに対する支援を続けています。
このように、やまと社会インパクトファンドのインパクトレポート2024は、地域の課題解決への取り組みや、そこで生まれた社会的インパクトの成果を具体的に示す貴重な資料です。
レポートは、以下のリンクからダウンロードできます。
やまと社会インパクトファンド インパクトレポート 2024
お問い合わせ
本リリースに関するご質問は、株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ広報担当までご連絡ください。
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このレポートをきっかけに、地域のインパクト投資への関心が高まることを期待しています。