2023年、住宅購入を検討している方々に新たな選択肢が提供されることとなりました。株式会社家守りでは、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(JTI)が開発した「残価設定型住宅ローン」の取り扱いを、2025年4月1日より全国の工務店に対して開始すると発表しました。この新しい住宅ローンは、従来のローン形態とは異なり、ライフスタイルやライフステージに応じた柔軟な返済方法を提供し、顧客の負担を軽減するものです。
残価設定型住宅ローンとは、JTIによって設定される残価設定月以降に行使可能な二つのオプション、すなわち返済額軽減オプションと買取オプションを組み合わせた新しい形の住宅ローンです。返済額軽減オプションでは、一定の条件のもとでローン返済額が大幅に圧縮され、死亡時には一括返済が可能な新型リバースモーゲージに移行します。一方、買取オプションでは、住宅ローンの残高分をJTIが買い取るため、購入者には負担が残りません。これによって、将来的に家の資産価値が向上した場合には、高値で第三者に売却することも可能となります。
この住宅ローンの最大の特長は、柔軟性と未来の可能性を持たせた資産運用ができる点です。残価設定型住宅ローンを利用しない場合でも、残価保証確認証が発行されるため、万が一に備える形の安心感を享受でき、将来的にはこのローンに借り換えることも可能です。また、当該ローンは長期優良住宅として認定を受けた住宅のみに適用され、JTIが認める維持管理体制が必須となります。
家守りは、これらの取り組みを通じて、全国の工務店を介してお客様に安心できる住宅購入の選択肢を提供し、住宅購入の後も長期にわたって資産として活用できる環境を整えていく所存です。さらに、JTIへの代わりに住宅の維持管理(検査・点検・保証・履歴管理)を行うことで、全国の工務店での取り扱いがスムーズに進む体制を整えました。この新しい住宅ローンを利用することで、購入された住宅がより良い資産となり、長期的な安定をもたらすことに寄与できると考えています。
残価設定型住宅ローンは、今後の住宅購入の新たな選択肢として注目されています。詳しい情報は、以下のリンクにてご確認ください。
もし住宅購入を検討されている方は、ぜひこの新しいローンプランを考慮してみてはいかがでしょうか。継続的な住環境の維持と管理が整った安心の住宅購入が実現することでしょう。