物流危機に立ち向かう運送業の原価計算セミナー
物流産業が直面する「物流危機」は、今や多くの企業に影響を及ぼしています。特に「どんぶり勘定」と呼ばれる不透明な原価計算が、運送業界の深刻な問題を引き起こしています。このような背景から、アセンド株式会社が主催するオンライン講座「原価計算 まるわかり連続講座」の第6回が、2026年9月17日に特別編として開催されることとなりました。会場は東京都千代田区のグロービス経営大学院で、参加者は無料で受講することができます。
原価計算の重要性とは?
運送業が抱える問題は、国土交通省の試算によれば、2030年には約25%の輸送力不足が見込まれています。言い換えれば、今後、私たちの手元に届く製品の4分の1が「運べなくなる」という危機に直面しているのです。この危機を乗り越えるためには、運送事業者自身が「自社が1台・1便・1kmあたりいくらで運んでいるのか」を正確に把握し、適正な価格設定を行うことが必要です。
しかし、長年の慣習から多くの中小企業は「どんぶり勘定」のまま運営しており、結果的に自社の収支状況を把握できずにいます。この状況では、赤字の路線に気づくことができず、荷主に値上げを求める根拠も持てません。この負の連鎖が物流危機を一層悪化させています。実際、運送業界の価格転嫁率は、他の業界と比較して最も低いというデータも存在しています。
セミナーの特徴
この特別編セミナーでは、実際に原価計算に成功し、経営の立て直しを果たした運送事業者の経営者が講演します。内容は、案件ごとの収支管理の方法や、営業活動にどのように原価計算を活用するかなど、実践的なノウハウが中心です。参加者は、物流業界の未来を担う重要な知識と知恵を得ることができ、実際の経営改善に役立てることができます。
セミナー詳細
- - 名称: 運送業の原価計算 まるわかり連続講座特別編
- - 日時: 2026年9月17日(木) 14:00〜17:00
- - 会場: グロービス経営大学院 東京校 グロービスホール
- - 参加費: 無料
- - 定員: 200名(先着順)
- - 申し込み: こちらから
登壇者の紹介
セミナーでは、草水運送株式会社の専務取締役、草水裕也氏や、株式会社スワローロジスティクスの専務取締役、菊澤翔氏などが登壇し、実際の業務改善の具体例を交えながら講演します。また、アセンド株式会社の営業部長であり、運送業界の専門家である奥村昭仁氏も参加し、運送業の原価計算の重要性を強調します。
未来の物流を切り拓くために
このセミナーを通じて、参加者は自社の経営を見直し、適正な原価計算を行う重要性を理解し、未来の物流業界における自社の在り方を再考するきっかけとなるでしょう。物流は単なる商品輸送に留まらず、社会の基盤を支える重要な産業です。適正な価格設定と原価計算を通じて、持続可能な物流の実現を目指しましょう。