8月4日の栄養の日に「予防めし」オブ・ザ・イヤー受賞レシピが発表されました！

8月4日の栄養の日に発表された「予防めし」オブ・ザ・イヤー

毎年8月4日は「栄養の日」として、日本栄養士会が栄養の重要性を広めるための活動を行っています。今年も特別なイベントが開催され、多くの人々に栄養について再考してもらう機会を提供しました。

日本栄養士会は、この日を境に「予防めし」オブ・ザ・イヤーを発表しました。「予防めし」とは、日常的な食事の中で感染症の予防に役立つ栄養素を意識した料理を指します。これにより、日々の生活の中で健康維持に貢献しようという意図が込められています。

「予防めし」オブ・ザ・イヤーの背景

栄養の日が制定されたのは2016年で、以来、日本栄養士会は「たのしく食べる、カラダよろこぶ」というメッセージのもと、国民の食の課題を解決するための様々な活動を行っています。特に、ニューノーマルな生活様式が定着した今、健康意識の高まりとともに、栄養バランスの乱れによる問題が浮き彫りになりました。

そこから、2020年から各種疾患の予防に役立つ食事として「予防めし」の普及に努めてきたわけです。今年、特に注目されたのが、管理栄養士や栄養士が自らレシピを考案し、Instagramにて公開したことです。

投票結果と受賞レシピ

2021年度の「予防めし」には、485名の管理栄養士・栄養士からの投稿が集まり、総計788件が特設サイトにて公開され、さらに19,244票の投票が寄せられました。その中から受賞レシピが選ばれました。

受賞レシピ一覧

1. 野菜ジュースで冷やし中華
- 受賞者: 菱沼未央さん
- 投稿URL: Instagramリンク
- 受賞者コメント: 「見栄えも栄養価も大切にしたいと思い、野菜ジュースを活用した冷やし中華を考えました。」
- 日本栄養士会コメント: 野菜不足を補うアイデアが素晴らしい。

2. 甘さ控えめキウイ&バナナケーキ
- 受賞者: 谷川仁穂さん
- 投稿URL: Instagramリンク
- 受賞者コメント: 「栄養素の情報を多くの人に伝えたいです。免疫機能との関係を考えています。」
- 日本栄養士会コメント: 自然の甘さを上手に活かしたレシピ。

3. わっぱ弁当
- 受賞者: 土岐典子さん
- 投稿URL: Instagramリンク
- 受賞者コメント: 「栄養バランスや見た目にこだわって弁当を作っています。」
- 日本栄養士会コメント: 色彩も栄養価も考慮された弁当が魅力的。

ラジオ番組「栄養Wonder RADIO」

特に注目されたのは、8月4日の「栄養の日」に放送された特別ラジオ番組「栄養Wonder RADIO」。タレントやアーティストをゲストに招き、健康や栄養に関するトークが展開されました。JOYさんとchayさんが特別ゲストとして参加し、リスナーと一緒に栄養について考える貴重な時間となりました。

このように、栄養士会は身近な食事を通じて、身を守るための知識を広める重要な役割を果たしています。今後もこのメッセージを運び続け、より多くの人々に食と健康の関連を意識してもらうことを願っています。