焼き鳥の隠れ家、東大和市の魅力に迫る
東大和市は、東京都多摩地域に位置し、都心からは少し離れた、落ち着いた雰囲気の街です。そんな場所に、思わず隠れ家と呼びたくなるような酒場が存在するのです。「ロビンソン酒場漂流記」に登場するそのお店は、やきとり九番。この店は、西武拝島線・東大和市駅からおよそ19分、普通の住宅が立ち並ぶ中にひっそりとたたずんでいます。
住宅街の中に現れる秘密の風景
「どうしてこんな場所に、こんな素敵なお店が?」と訪れる人はきっと不思議に思うでしょう。住宅街を歩くと、まるで人の家にお邪魔するかのような感覚に包まれます。そのドキドキ感は、マキタスポーツがこのお店を訪れたときの様子にも反映されています。店に足を踏み入れると、目の前にL字型のカウンター席。店内はとても清潔感があり、ステンレスのダクトもピカピカです。
元校長の夢が実を結んだ場所
焼き鳥屋を営むのは、元中学校の校長先生。退職後、焼き鳥屋を開くという夢を叶え、この小さなお店をオープンさせました。彼の奥様も手伝っており、夫婦二人三脚で営んでいます。2023年オープンのこのお店は、焼き鳥の居酒屋いる「やきとり九番」。店主のこだわりが詰まった焼き鳥が楽しめます。
特別な焼き鳥メニューの数々
マキタは相棒のアンジェリーナ1/3(愛称:アンジー)と共に訪れました。大ジョッキの生ビールで乾杯した後、焼き鳥を楽しむことに。最初に注文したのは、わさびや明太子、トマトピューレがトッピングされたささみ。これが「プリップリ!」で、今まで経験したことがない美味しさだと二人は大絶賛。
続々と登場する焼き鳥は、香り高い黒コショウのももや、秘密のタレを使用したつくねなど、どれもが洗練された味わい。焼き鳥の他にも、もつ煮やふわふわ雑炊など絶品メニューが揃っており、特にもつ煮は何度も煮込むことで臭みを抜いた逸品。見た目の美しさと濃厚な卵が魅力の雑炊も合わさり、訪れる価値は大いにあります。
近所に住みたくなる魅力
この小さな酒場の魅力は、ただ料理の美味しさだけではありません。地域に根ざした心温まる雰囲気が漂い、人々の物語が詰まった場所です。ほっこりとした気持ちになりながら飲めるこのお店に、マキタとアンジーは「お店の近くに引っ越したい」と口を揃えました。
不思議な世界へ迷い込む感覚
「ロビンソン酒場漂流記」は、まさに孤高の酒場を求め歩くマキタの冒険です。人を引き寄せる独特な魅力を持つこの店は、駅からの遠さを感じさせない温かさを持っています。ただ食を楽しむだけでなく、様々な人の想いがつまった沈潜的な体験がここには広がっているのです。
次回の放送でも、さらなる隠れた名店に出会えるかもしれません。お楽しみに。