ビジュアルマントウキョーが新たな撮影ソリューション「Virtual MAN」を始動

ビジュアルマントウキョーの新たな挑戦

ビジュアルマントウキョーが新しい撮影ユニット「Virtual MAN」を始動しました。これはバーチャルプロダクションに特化したもので、最新の撮影技術を活用して新たな映像の創出を目指しています。

Virtual MANとは？

「Virtual MAN」は、合成を撮影によって解決する新たな撮影ソリューションです。この技術を用いることで、コンテンツの企画、提案、制作から現場でのスーパーバイズまで、トータルにサポートを提供します。これにより、撮影の「場所」や「時間」に制限されることなく、創造的な制作が可能となります。

シームレスなコーディネート

このユニットは、企画から撮影に至るまでのシームレスなコーディネートを実現します。具体的には、クライアントの予算に応じたLEDピッチの選択やレイアウトの設営を行い、映像制作を一括管理します。Unreal Engineを使用したLEDウォール撮影の際には、専門的なスーパーバイズを行い、さまざまなニーズに応じたイベントの提案も可能です。

ウェブサイトのリニューアル

新ユニットの設立にあたって、ビジュアルマントウキョーのウェブサイトもリニューアルされました。「Virtual MAN」に加え、関連会社であるギークピクチュアズと共同で取り組む「NEXT G」プロジェクトに関する情報も追加されました。このプロジェクトでは、実在の場所を360°CGで再現するサービス「デジタル・リアリティ・ロケーション」の詳細が紹介されています。

デジタル・リアリティ・ロケーションのサービス

このサービスは、街角や観光スポットなど、実在の場所を完全に360°CGで再現したデータを提供するものです。利用者の要望に応じて、加工や合成を行い、実用的な素材として提供します。実際に撮影した映像と同等のクオリティを実現するため、3Dスキャンを駆使してリアルな再現を行います。

2021年からは、渋谷のスクランブル交差点や銀座四丁目交差点でのサービス提供が開始され、今後も新宿歌舞伎町など東京都内の名所を中心に、全国各地でのロケーション再現に挑戦していく予定です。

今後の展望

株式会社ビジュアルマントウキョーは、2022年に創立10周年を迎え、その間にCMやミュージックビデオ、映画などで活動の場を広げてきました。新たに始動した「Virtual MAN」がどのように映像制作の未来を切り拓いていくのか、期待が高まります。詳細はビジュアルマントウキョーの公式ウェブサイトをご覧ください。

ビジュアルマントウキョー公式サイト