IssueHunt支援プログラム
2019-04-03 08:00:05
IssueHuntが日本企業と協力しオープンソース開発者向け支援プログラムを発表
IssueHuntがオープンソース開発者への支援を開始
2018年から活動しているIssueHuntが、日本企業と連携して新たに全世界のオープンソース開発者を支援するプログラムを立ち上げました。このプログラムは、オープンソースに対する貢献を促進し、コミュニティを活性化させることを目的としています。
IssueHuntの概要
IssueHuntは、GitHubのIssueに誰でも報奨金を付与できるサービスです。開発者は該当のIssueを解決することで報酬を得ることができ、また運営者にも報奨金が分配されます。現在、JekyllやMaterial-UIなど世界的プロジェクトを持つ開発者や、フルタイムオープンソース開発者として知られるSindre Sorhus氏も参加しています。
開発者支援プログラムの詳細
この新たな支援プログラムは、企業や組織がオープンソース開発者を後押しすることに焦点を当てています。IssueHuntがスポンサー企業から集めた資金を使用し、関連プロジェクトに報奨金を提供します。この仕組みによって、開発者は開発に専念できる環境を整え、見返りを求めることはありません。
オープンソースコミュニティへの貢献
IssueHuntを通じて報奨金が付与されたプロジェクトの中には、Pull requestの数が10倍に増加したものもあります。これによって、報酬の存在がコミュニティ全体の活性化に大きく寄与しています。このような取り組みは、より多くの開発者がオープンソース活動に参加するきっかけとなります。
対象と支援の流れ
IssueHunt運営チームは、日々多くの開発者と交流を持ち、その中から寄せられる報奨金リクエストに応じて支援を行います。また、個人が運営するオープンソースプロジェクトには特に力を入れており、興味がある企業や組織は申請フォームから参加を申し込むことができます。
プログラムの推薦コメント
参加する開発者たちからは、「IssueHuntによって多くの開発者が私のプロジェクトに関与してくれるようになった」との声もあり、報奨金が有効に機能していることが伺えます。
参加企業の紹介
初期のスポンサー企業には、ソフトバンク、日本マイクロソフト、LINEなどの大手企業が名を連ねており、さらにその他の企業も支援に加わっています。
結論
この新しい支援プログラムは、オープンソースコミュニティを活性化させるだけでなく、開発者が直接的に報われる仕組みを提供するものです。これまでに存在しなかった新たな貢献の場が広がることで、今後のオープンソースプロジェクトの発展にも大きく寄与することが期待されています。
日本のIT企業がともに手を携え、エコシステム全体の成長を目指す中、IssueHuntが果たす役割はますます重要になっていくでしょう。
会社情報
- 会社名
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IssueHunt株式会社
- 住所
- 東京都中央区日本橋茅場町一丁目8番1号茅場町一丁目平和ビル
- 電話番号
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