PicoCELAの無線多段中継技術製品「PCWL-0530E」がNETISに登録 - 通信環境向上とコスト最適化に貢献
東京都中央区に本社を置くPicoCELA株式会社が提供する無線多段中継技術を活用した製品「PCWL-0530E」が、国土交通省のNETIS(新技術情報提供システム)に登録されました。
NETISは、新技術の活用促進を目的とした国土交通省が管理運営するデータベースです。今回の登録により、「PCWL-0530E」はトンネルや地下施設、高層ビル建設工事などの公共工事において、通信環境の向上と通信コストの最適化に貢献することが期待されています。
「PCWL-0530E」は、すでにNETISに登録されているPicoCELAの製品に加え、新たに登録された製品です。これにより、公共工事の施工者は「PCWL-0530E」を活用した提案を行うことができ、工事成績評定の加点対象となる可能性があります。
「PCWL-0530E」の詳細な技術情報は、NETIS新技術情報システムで確認できます。
製品情報
「PCWL-0530E」は、IEEE802.11a/b/g/n/ac/axに対応した無線LAN製品です。2.4GHzと5GHzの同時送信が可能で、サイズはおよそ215.2mm x 200mm x 49mm、重量は約846g(アンテナ含まず)です。
PicoCELAについて
PicoCELA株式会社は、無線通信に関する特許技術を活用した無線通信製品の販売、ソリューション、ライセンスの提供、クラウド監視システムの販売などを事業内容としています。
同社は、2022年に「令和4年度 知財功労賞 特許庁長官表彰(知的財産権制度活用優良企業)」を受賞するなど、数々の受賞歴を持ち、高い技術力と革新性を誇っています。
まとめ
PicoCELAの「PCWL-0530E」は、公共工事における通信環境の改善に貢献する製品として、NETISに登録されました。今後、同製品が多くの公共工事に採用され、より快適で効率的な建設現場を実現していくことが期待されます。