市立博物館で開催される講座「住吉派の絵画学習」
和歌山市立博物館では、特別講座「住吉派の絵画学習-名所絵と物語絵-」が開催されます。この講座は、名所絵や物語絵を通して日本の絵画文化を深く理解することを目的としています。特に、外部から招かれた講師により、専門的な視点からの解説が提供され、学びの機会が広がります。
講座の詳細
- - 日時: 令和7年10月25日(土)午後2時から午後3時30分
- - 場所: 和歌山市立博物館 2階 講義室
- - 講師: 後藤健一郎氏(和泉市久保惣記念美術館 学芸員)
- - 対象者: 未就学児から大人まで、誰でも参加可能
- - 料金: 一般・大学生は500円、高校生以下は無料
この講座は、特別展「紀州の美を統べし殿様 徳川治宝」との関連イベントとして行われ、名画を通じて日本の文化や歴史を感じる機会を提供します。特に、「住吉派」とは、江戸時代における特定の絵画スタイルで、多くの名画を残しています。講師の後藤氏は、この分野の専門家としてその魅力を余すところなく伝えてくれることでしょう。
見どころと魅力
参加者は、実際の名所絵や物語絵を観賞しながら、後藤氏の解説を聞くことで、作品の背景や描かれた内容についての知識を深めることができます。特に、物語絵はその時代の風俗や人々の生活を映し出しており、時代背景を学ぶこともできる貴重な体験となるでしょう。
多様な年齢層を対象にしたこの講座は、親子での参加も歓迎されています。家族や友人と一緒に学びながら、楽しい時間を過ごすことができます。また、講座終了後には、質問タイムも設けられていますので、気になることを講師に直接聞くことができるチャンスです。
参加方法
参加希望者は、当日会場にお越しください。定員が設けられているため、早めの到着をおすすめします。入館料を支払った後、講座に参加することができます。なお、和歌山市が発行する老人優待利用券をお持ちの方は、本人のみ入館が無料になります。身体障害者手帳や療育手帳をお持ちの方も同様の特典があります。
特別展「紀州の美を統べし殿様 徳川治宝」
この講座に先立ち、特別展「紀州の美を統べし殿様 徳川治宝」では、徳川治宝をテーマにした作品が多く展示されています。この展覧会は、和歌山の歴史や美術を知る良い機会であり、講座参加者にとってさらなるインスピレーションとなるでしょう。
ぜひこの機会を逃さず、和歌山市立博物館にお越しください。日本の絵画文化を学ぶ貴重な時間をお楽しみください。