松坂屋名古屋店で若手作家支援プログラムがスタート！アートの未来を共に創る

若手作家を支援する新たな舞台：artkake new wave

松坂屋名古屋店が主催する「artkake new wave」は、若手作家向けの支援プログラムとして2024年1月18日からスタートします。この取り組みは、アーティストたちがキャリアを形成するための体系的な知識とスキルを身につけることを目的としています。全5回の講義とワークショップから成り立つこのプログラムでは、参加者がアート界の動向や価値を理解し、作品を効果的に発信する能力を育てる場が提供されます。

プログラムの詳細

この支援プログラムは以下のような段階的な内容で進行します。1月18日には、自らの価値を模索するワークショップや先輩作家の講演が行われ、自己理解を深めるきっかけが与えられます。続く1月25日には、美術館の学芸員や百貨店の販売員からアート市場の現状を学ぶ機会が提供され、業界の動向を把握することができます。

2月1日には中間報告が行われ、参加者は作品や発信方法についてのフィードバックを受けることができます。この貴重なフィードバックは、作品を洗練させるための重要な手がかりとなるでしょう。また、2月8日には、鑑賞者やメディアに効果的にアートの価値を伝えるスキルを学ぶ講座も予定されています。プログラムの最後を飾るのは、2月23日の最終ピッチ兼オークションで、参加者は自らの作品をプレゼンテーションし、審査員や鑑賞者との対話を通じてさらなる成長の道を探ります。

参加の魅力

このプログラムの大きな魅力は、キャリア支援が充実している点です。芸術大学では学びにくい内容が網羅されており、表現したいことへの理解が深まります。また、先輩作家や画廊関係者との交流を通じて、縦のつながりを築くことができます。さらに同世代のアーティスト同士が切磋琢磨する場を提供することで、コミュニティ形成も促進されます。地域社会との連携も強調されており、アートを通じて新しいコミュニティが形成されることが期待されています。

成果発表の場としての最終ピッチでは、作品を公開し、鑑賞者やバイヤーとの新たなつながりを築くことがカギとなります。優秀者には松坂屋での個展開催のチャンスも用意されており、キャリアの新たなステージへの道が開かれます。

オープニングイベント：takibi kakomufu art

「artkake new wave」の開始を記念して、オープニングイベント「takibi kakomufu art（焚火囲む風アート）」が開催されます。この体験型イベントは、アートを媒介として参加者がつながることを目的とし、リラックスした雰囲気の中で作品を囲みます。来場者はアーティストや他の参加者と一緒に作品に関する意見を交わし、アートに対する感想や質問を等身大で話し合うことができる空間が提供されます。

日程: 2024年12月14日（土）15時30分～17時30分
会場: 松坂屋名古屋店 artkake ART LABO ブース
参加方法: こちらからお申込みください。当日飛び入り参加も可能ですが、参加人数に限りがありますのでご注意ください。

特別展「鮮烈を創り出せ。」

「artkake new wave」の開始を記念し、特別展「鮮烈を創り出せ。」も同時開催されます。この展覧会では、artkakeとこれまでに展示したアーティストたちの成長を作品を通じて体感することができます。新旧作品が並ぶ展示を通じて、アーティストたちの歩みや試行錯誤を鮮やかに体現した鮮烈な世界をお楽しみください。

会期: 2024年12月10日（火）〜12月25日（水）
会場: 松坂屋名古屋店本館8階 artkake ART LABO ブース

アートの未来を共に創造する場として、多くの方々の参加が期待されています。