田窪工業所の新たな挑戦
株式会社田窪工業所は、愛媛県西条市に本社を構える家庭用品メーカーであり、物置業界のリーダー的存在です。2024年4月11~12日に開催予定のEXG2024にて、同社は新ブランド「BELOS(ヴェロス)」と新型物置「B-series」を発表することを発表しました。本記事では、BELOSブランドの特徴や新型物置の詳細についてご紹介します。
BELOSブランドの特徴
「BELOS」という名称は、以下のキーワードの頭文字を取った造語です。
- - Beautiful(美): 生活環境の中での美しさ。
- - Evolution(進化): 未来に向けた絶え間ない進化。
- - Luxury(高級感): 日常の中で感じる贅沢。
- - Only(唯一): 独自の空間の提供。
- - Sustainable(持続可能): 長く使い続けられる製品。
この新しいブランドは物置だけでなく、田窪工業所の第二のブランドとして展開されることになります。従来の「タクボ物置」が頑丈さと機能性を重視しているのに対し、BELOSは堅牢性に加え、質感やデザインも重視する方針です。これにより、成熟したユーザーが求める最適な製品と生活環境に合った商品を提供することを目指しています。
「B-series」の特長
新ブランドの「B-series」は、見た目や機能面での革新性をもたらしています。ボディーは艶消しのブルイッシュグレーで統一され、視覚的な一体感を生み出します。
新たな機能として、ハンドルがロック一体型になり、仮ロックを片手で行うことが可能に。また、内側から本施錠の解錠もレバー一つで行えるため、安全性も大幅に向上しています。さらに、戸車の位置調整は扉を外さずに行えるため、作業性も改善されています。
また、独自のパネル構造により密閉率が大幅に向上し、高圧洗浄機を使用した水侵入試験ではほとんど水が浸入しない結果となりました。床の耐性も従来の約1.5倍に向上し、9000N/㎡の強度を誇ります。
カラーバリエーションとサイズ
扉のカラーバリエーションは、ブルイッシュグレー(GR)、ルミナスシルバー(LS)、アンバーゴールド(AB)の3つが用意されています。サイズは間口が1730、2130、2530、2930、奥行きは1400、1800、2200のオプションがあります(2024年4月1日現在)。
製品名には固有名が付かず、「B-seriesのB-1234」といった表記方法が採用されます。
開発の背景
BELOSブランドの開発は2019年に開始され、「物置とは、見せる家具である」というコンセプトのもと、生活に調和と美をもたらす収納ソリューションとして、新たなビジョンを追求してきました。この56年間、多様なタイプの物置が作られてきましたが、時代とともに、機能性やデザインの洗練度が求められるようになり、消費者の評価の中で「見た目」の重要性が増してきたのです。そのため、BELOSは新鮮さを求めるニーズに応えるべく大胆な変革を図ることとなりました。
田窪工業所のBELOSは、消費者にとって魅力的な製品を提供し続け、物置の概念を進化させることでしょう。新しい生活環境を創造するBELOSブランドにぜひご期待ください。
公式サイト
詳細については、
BELOSブランドサイトをご覧ください。