ICDLが日本上陸
2020-12-17 12:20:01
ICDL公認テストセンターが日本に誕生!介護業界のデジタルスキル向上へ
ICDL公認テストセンターが日本初、介護業界に新たな可能性
一般社団法人KJK(現:一般社団法人専門職教育情報)が、日本国内初のICDL公認テストセンターとして、ICDL Asiaとの契約を締結しました。この動きは、急速に進化するデジタル社会に対応するため、特に介護業界におけるデジタルスキルの向上を目指したものです。
ICDLとは?
ICDL(International Computer Driving License)は、国際的に認知されたデジタルスキルの基準を示す資格制度です。ICDL財団は、教育や職場などのさまざまな場面で求められるデジタルスキルの水準を引き上げることを目的としており、世界中で5000万人以上がその試験を受験してきました。日本でもその資格取得が可能になることで、今後の社会で求められるスキルを身につけることができます。
KJKとデジタルスキル向上の取り組み
一般社団法人KJKは、介護福祉士実務者研修制度の立ち上げに伴い、2013年に設立されました。当団体は資格取得に必要な科目の通信教育システムを提供し、全国60以上の大学や専門学校、介護事業所と連携を築いています。介護の質の向上と量の確保を目指し、各種関係機関との協力を進めているKJKが今回、日本初のICDL公認テストセンターとして活動を開始することで、介護業界におけるデジタルスキルの底上げを図ります。
介護業界におけるデジタル化の重要性
現在、介護現場ではデジタル化が加速しており、職員に求められるスキルも変化しています。特に、KJK事務局長の伊藤氏は、「年々介護の現場でデジタル化が進んでおり、今後はICDL基準のデジタルスキルが必要不可欠になる」と述べています。これにより、介護職者の技能向上だけでなく、業界全体の効率性を高めることにもつながるでしょう。
国際的なスキル基準
また、近年、ベトナムやインドネシア、フィリピンなどからの介護人材や実習生の受け入れが増加しています。ICDLは国際的な基準に基づいたスキルを提供するため、彼らが帰国後に再就職をする際にも役立つ資格です。KJKはこのような背景を踏まえて、ICDL資格の取得を推奨していく方針を示しています。
結論
一般社団法人KJKは、ICDL公認テストセンターとして新たな一歩を踏み出しました。この取り組みを通じて、介護業界のデジタルスキルの向上が期待されます。今後は、デジタル技術を活用したより効率的な介護の実現に向けて、KJKがどのような活動を展開していくのか注目です。
会社情報
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DLES
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080-2060-3015