NPO法人ここのばが提供する新たな発達アセスメント
NPO法人ここのば(大阪府大阪市淀川区)は、
発達支援と不登校支援を目的としている団体であり、
その活動の一環として「COCONOVAオリジナルの発達アセスメント」を
developした。このアセスメントは、SUPER SCHOOLおよびGLOBAL GAMEの利用者を対象にしたもので、
こども一人ひとりの発達特性や得意・不得意を把握し、日常生活や学習における課題を整理することを目指している。
発達支援の新しいアプローチ
このアセスメントは、こどもを単なる対象として評価するのではなく、
保護者が日常的な観察を基に答えることで、個々の特性や興味を洗い出し、
それに基づいた個別支援計画の作成に役立てる仕組みとなっている。このアプローチは
こどもたちとその家庭へのきめ細やかなサポートを意図しており、
不登校や発達特性を持つ子供たちに寄り添うための重要な手段である。
アセスメントの具体的な内容
アセスメントでは、以下のような複数の領域が確認される。
1.
コミュニケーション
こどもが他者とどうやってやり取りをするか、
助けを求めることができるかなどを評価する。
2.
集団活動への適応
他者と共に活動することにどれほど参加できるか、
その際の行動を観察する。
3.
他者視点の理解
相手の気持ちを理解し、共感する能力を確認する。
4.
興味・関心
特定の分野に対する興味や注意の向き方を評価。
5.
感覚・運動能力
感覚過敏や運動能力、日常生活における影響を確認。
6.
注意力・多動性
注意がどれほど持続するか、行動が急に出る傾向を評価。
7.
生活習慣
日常生活に必要な基盤となる習慣を確認。
8.
学習能力
読み書きや計算など、学習上の課題を洗い出す。
9.
好き・得意
こどもが持つ興味や強みを理解する。
このように多角的に確認することで、
こども一人ひとりに沿ったサポートが展開される。
インクルーシブな環境での支援の重要性
ここのばでは、個別支援計画を作成する際に、こどもの好きなことや得意なことを
出発点とすることが重視されており、
これによりこどもが安心して活動できる環境を構築しようとしている。たとえば、
SUPER SCHOOLではマンツーマン形式で活動を行い、GLOBAL GAMEではマインクラフトを利用した
発達支援を行うなど、個々の特性や関心に寄り添った支援を推進している。
親子のコミュニケーションの深化
アセスメントの結果を使って、保護者と支援者が共にこどもを理解し、
今どのような支援が必要か、次に進むためには何が重要かを
検討する機会が提供される。これにより、
不安や迷いを抱える保護者も、
こどもとの関わりについて踏み出す一歩を後押しされることになる。
更に、ここのばではこのアセスメントを活用して、
支援後の成果を定期的に見極め、
必要に応じて学習支援の仕組みを整え、
他の関係機関と連携を図ることを目指している。
今後の展望
「不登校や発達特性のあるこどもたちにとって、
何ができているかではなく、どうすれば参加しやすいかが重要です」と代表の百瀬氏は語る。
このアセスメントを通じて、
各こどもの特性に応じた支援を設計し、
その子らしさを育む次のステップを共に考えていく姿勢を
definesしています。それは、ただの教育支援に留まらず、
家庭との繋がりや社会との関わりにも目を向けた
包括的な支援を目指す取り組みへと広がります。
これからもNPO法人ここのばは、
新たな発達アセスメントを秘めた可能性を活かし、
より良い支援の形を探求していくことでしょう。