wolfSSLがFIPS 140-3対応サブスクリプションプログラムを発表
wolfSSLが新たなFIPS 140-3認証を発表
暗号化やネットワークセキュリティ分野においてリーダーシップを誇るwolfSSL Inc.は、FIPS 140-3に対応した新たなサブスクリプションプログラム「Evergreen FIPS 140-3」を発表しました。本プログラムは、企業が必要とするFIPS 140-3認証の継続性を確保し、運用の無駄を省くことを目的としています。
Evergreen FIPS 140-3とは
このプログラムにより、既存のFIPS 140-3認証版であるwolfCryptの利用者は、認証証明書4718の有効期限切れ後、自動的に証明書5041へ移行できる仕組みです。これにより、顧客は年間サブスクリプションを通じて、最新の認証を維持することが簡単にできます。これまでのフラストレーションを解消する画期的なモデルとも言えるでしょう。
FIPS 140-3とは
FIPS 140-3は、米国政府が定めた情報セキュリティに関する標準規格で、暗号化アルゴリズムの性能や安全性を評価するための基準を示しています。wolfSSLは、業界に先駆けてこの認証を取得したことで、標準の厳しい要件を満たすことができるようになりました。これにより、顧客はセキュリティの確保に対する安心感を持つことができます。
wolfSSLの commitment to security
wolfSSLのCTOであるTodd Ouska氏は、「新しい証明書は単なる継続性を示すものではなく、顧客に対する強いコミットメントを反映したものです。Evergreenプログラムにより、顧客は中断なしに最新の認証へ移行でき、安全性を保つことができます。」と述べています。
暗号ライブラリの進化
さらに、wolfSSLは、将来的な多くの認証取得計画も持っており、SRTP及びXTS技術を用いたセキュアな通信に関する認証取得を進める予定です。これらの施策により、顧客は運用上の遅延なく、常に最新のセキュリティ基準に準拠することができます。
限界を超えたセキュリティ
特に注目すべきは、wolfSSLが計画している「耐量子暗号対応FIPS 140-3認証」です。現在進行中のこの取り組みは、CNSA 2.0ガイダンスに準拠した耐量子アルゴリズムの導入を含み、未来の量子コンピュータによる脅威に立ち向かうための重要な一歩となっています。
結論
wolfSSLは、セキュリティの継続性とコンプライアンスの維持に向けた新たな取り組みを進めており、顧客に対して安心感を提供することを約束しています。今後も、業界をリードする企業としてさらなる技術革新に期待が寄せられます。詳細については、wolfSSLの公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
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wolfSSL Japan合同会社
- 住所
- 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階
- 電話番号
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050-3698-1916