Securifyの導入で業界が変わる
近年、旅行業界は新たな時代に向けて進化を続けています。その中でも特に注目を浴びているのが、インバウンド観光市場の回復です。このような環境下、株式会社HANATOUR JAPANは、セキュリティツール「Securify(セキュリファイ)」を導入し、業界に新しい風を吹き込むこととなりました。
HANATOUR JAPANとSecurifyの出会い
HANATOUR JAPANは、韓国の大手旅行会社ハナツアーの日本法人として、アジアや欧州、中東向けのインバウンド観光ツアーを企画・販売しています。彼らがSecurifyを導入するに至った背景には、コロナ禍の影響が大きいと言います。特に、BtoBtoCサイトの運営においては、機能の追加やリリースに伴い、セキュリティテストが迅速に行えず、開発速度に対する課題が浮上していました。
「私たちのシステムはベトナムで改修を行っているため、日本とベトナムの両国で同時に利用可能なサービスを探していました。そんな中で出会ったのが「Securify」です」と、IT企画部長の生駒信二さんは語ります。
Securifyの導入による効果
Securifyの導入後、早速その効果が現れました。まず、本番環境にリリースする前にセキュリティ診断を行うことができるようになり、万全の対策を講じる準備が整いました。このプロセスが整備されることで、開発のスピードが格段に向上したのです。具体的には、脆弱性診断と改修までのタイムラグが短縮され、高い効率が実現されました。
「このSecurifyを使うことで、セキュリティの観点から安心して新サービスをリリースできるようになりました。お客様やパートナー様に対しても信頼性を高めることに繋がっています」と生駒さんは言います。
Securifyの機能
Securifyは、以下の4つの機能を提供しています。
1.
ASM
Application Security Managementの略。アプリケーションのセキュリティを一元管理します。
2.
Webアプリケーション診断
Webサイトやアプリケーションのセキュリティをチェックし、潜在的な脆弱性を洗い出します。
3.
SaaS診断
クラウドサービスに特化した診断システムを通じて、セキュリティリスクを軽減します。
4.
WordPress診断
WordPressで構築されたサイトの特有のリスクを判断し、対策を講じます。
これらの機能が連携することで、HANATOUR JAPANはセキュリティ体制を強化し、業務の効率化を図っています。
まとめ
株式会社スリーシェイクが開発した「Securify」は、旅業界に新たな可能性をもたらしました。コロナ後のインバウンド市場における競争力を高めるために、今後も同社の積極的な取り組みが期待されます。これからのインバウンド観光の行方が楽しみです。
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