穴吹興産が一ヶ月で不動産システムを稼働、業務効率化を実現

穴吹興産が業務効率化を実現

穴吹興産（香川県高松市）が、株式会社いい生活が提供する「いい生活売買クラウド One」を導入したことによって、新設した区分投資事業部売却専門チームのシステム稼働期間を従来の半年からわずか1か月に短縮しました。この革新的な取り組みは、不動産業務のデジタル化を加速させ、市場のニーズに迅速に応えるための重要なステップとなっています。

穴吹興産の背景

設立から60年を迎える穴吹興産は、約50社のグループ企業を有し、全国および世界で不動産事業を展開しています。「リアルとデジタルの融合」を掲げ、不動産市場に向けたデジタルトランスフォーメーション（DX）を積極的に推進してきました。

近年、多くの企業がシステム開発のコストと時間を削減する中で、穴吹興産も自社開発の負担を減らすためにSaaS（Software as a Service）の導入を検討するケースが増加してきました。「いい生活売買クラウド One」の導入に至った理由は、このサービスが顧客管理から物件管理まで、全てを一元的に行える点とスマートフォンでの使用が可能である点が高く評価されたからです。

成果と今後の展望

区分投資事業部が2024年1月に設立され、目標は中古マンションの価値向上と流動性の確保です。従来の自社開発による不動産情報の自動掲載は、設計から運用までに半年以上の時間を要しましたが、「いい生活売買クラウド One」を利用することで、短期間でシステムを稼働させることが可能になりました。たった1か月で複数の不動産ポータルサイトに情報を掲載できる利便性は、業務の大幅な効率化をもたらしました。

また、「いい生活売買クラウド営業支援」の導入によって、業務負荷が軽減され、売買希望のお客様に迅速にアプローチすることが可能になりました。自動返信メールや顧客情報の一元管理が実現され、迅速かつ正確なサービスを提供し、顧客の信頼を深める結果につながっています。

今後、穴吹興産は「いい生活売買クラウド One」および「いい生活売買クラウド営業支援」の活用を拡大し、引き続き不動産価値の創造活動を強化していく方針です。

「いい生活」ミッション

株式会社いい生活は、テクノロジーと心を融合させることで、「たくさんのいい生活」を実現することをミッションとしています。また、法改正やIT化に柔軟に対応しながら、不動産業務を支える全方位的なSaaSを展開し、不動産市場のDX推進に努めています。この取り組みによって、心地よい暮らしが実現できる社会の仕組みづくりを目指しています。