ドレノメデュリン開発進展
2026-04-06 13:48:30
株式会社ファーマフーズがドレノメデュリンの治療薬開発を加速する契約を締結
株式会社ファーマフーズが新たな治療薬開発に向けて契約を締結
株式会社ファーマフーズは、医薬品事業を本格的に展開するため、ひむかAMファーマ株式会社及び国立循環器病研究センターと独占的実施許諾契約を結んだことを発表しました。この契約は、天然型ヒトアドレノメデュリンを用いたCADASIL(カダシル)という遺伝性の脳小血管疾患に対する治療薬開発を推進するものです。
アドレノメデュリンの特性
アドレノメデュリンは、1993年に発見された生理活性ペプチドで、血管拡張作用、抗炎症作用、血管内皮保護作用など多くの生理的効果が知られています。最近では、これを用いた新しい治療法の可能性について研究が進められています。
CADASILは、NOTCH3遺伝子の変異が原因で、脳梗塞や認知機能障害を引き起こす疾患であり、我が国では指定難病とされています。この疾患の有病率は成人人口10万人あたり約1.20〜3.58人とされ、今のところ確立した治療法は存在していません。
契約締結の背景
当社の契約締結により、CADASILに関する特許権及び臨床試験データの独占的な使用権を獲得しました。これにより、医薬品事業の成長に向けた体制が整い、治療法が確立されていない疾患に悩む患者に対し、新たな治療選択肢を提供することが期待されています。
代表取締役社長の金 武祚氏は、「この契約は、我々の医薬品事業において重要なステップである」と述べ、アカデミアの研究成果を医薬品として患者に届けることが当社の使命であると強調しました。さらに、これが日本発の研究を基にした革新的医薬品の創出につながると明言しました。
ひむかAMファーマと国立循環器病研究センターについて
ひむかAMファーマは、宮崎大学発のベンチャー企業で、創薬研究を推進しています。彼らはアドレノメデュリンを医薬品として開発し、未充足の医療ニーズに応えることを目指しています。一方、国立循環器病研究センターは、循環器病と脳血管疾患を克服するために設立された機関で、基礎研究から臨床研究に至る一貫した研究体制を持っています。
医薬品事業の未来
今回の契約は、当社の中長期的な成長戦略の一環として、医薬品事業の推進に大きな影響を与えるものと考えています。当期業績への影響は軽微ではありますが、中長期的には企業価値の向上に寄与する見込みです。
今後も、アカデミアおよび専門医療機関との連携を進め、承認申請に向けた確実な開発を行っていく所存です。私たちの取り組みが、疾患に苦しむ多くの患者さんにとって、新たな希望となることを願っています。
会社情報
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株式会社ファーマフーズ
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