40歳以上の恋愛観が変化、婚姻届不要が新常識に！

40歳以上の男女が選ぶ「最後の恋」の新常識

最近、中高年層の恋愛観に変化が訪れています。株式会社ラス恋が実施した調査によれば、参加した1,671人の40〜80代の男女の62.5%が「婚姻届にこだわらない関係」を希望していることが明らかになりました。この結果は、従来の「結婚＝同居」という常識からのシフトを示しており、恋愛や結婚に対する考え方が多様化していることを反映しています。

調査の概要について

この調査は2025年8月22日から8月26日の間に、マッチングアプリ「ラス恋」のユーザーを対象に行われました。調査の背後には、40歳以上の恋愛に関する新しい価値観を理解しようとする試みがあります。

調査結果では約54.8%が「別居の恋人関係」を選ぶと回答しており、これにより「別々に暮らしながらも愛を育む」スタイルが新たなスタンダードになっていることが示されました。特に婚姻届を出さない選択を支持する声が多く見られ、今後この流れはより強まる可能性があります。

記念品とイベントへの支出が活発

興味深いことに、“ラス婚”を祝うための挙式や記念品の購入に対する意欲も高いです。調査によると、イベントや記念品購入にかけたい総額は20万円から40万円が中心になっているとのこと。また、高額消費を希望する層も一定数存在し、50万円以上を支出したいという人も約1割見られ、ラグジュアリー市場との親和性も示唆されます。

婚姻届なしの新しい関係性

調査結果の中で、「あなたにとって理想のラス婚の形は？」という質問に対して、最も多かった選択肢は「必要な時が来たら婚姻届を出すかもしれない別居のパートナー」で524pt（31.4%）でした。この結果は、法的な形式に縛られない関係性の重要性を示しています。

加えて、プロポーズの形についても「お互いに気持ちを伝え合う」が最多の回答となり、婚姻届よりも言葉での約束を重視する傾向が顕著になっています。