地域貢献特別賞受賞！株式会社リィが目指す運動の未来

株式会社リィ、地域貢献特別賞を受賞

愛知県名古屋市に本社を置く株式会社リィが、最近開催された『第24回 Japan Venture Awards』において、地域貢献特別賞を受賞しました。この栄誉は、地域経済の活性化や社会課題の解決に貢献する模範的な経営者として、リィの代表取締役・廣瀬あゆみ氏が評価された結果です。彼女の進める事業は、全国20店舗に及ぶ運動機会の創造を通じて、地域コミュニティに貢献するものです。

運動不足に挑むLii sports studio

リィが運営する『Lii sports studio』は、デジタルスポーツを取り入れた児童福祉施設です。この取り組みは、運動が苦手な子どもたちに質の高い運動機会を提供し、運動習慣を育むことを目指しています。プロジェクターを使用したインタラクティブなコンテンツにより、楽しさを感じながら運動することができる、この独自のプログラムは、子どもたちにとって運動への興味を喚起する素晴らしい方法です。

「運動不足」という現代の課題に立ち向かうため、廣瀬氏はこう語ります。「私たちの敵は運動不足と運動嫌いです。運動のハードルを下げ、人々が心と体で運動を楽しむことを取り戻す挑戦を続けます。」その情熱は、彼女のビジョンである「世界80億人を運動でドキドキさせる」という目標に結びついています。

異なる社会的課題へのアプローチ

中小企業基盤整備機構が主催するこのアワードは、革新的なベンチャー企業の経営者を称えることを目的としており、廣瀬氏の受賞は、運動不足の解消だけでなく、地域への深い貢献をも証明しています。リィの取り組みは、ただのビジネスではなく、地域社会の未来を見据えた重要な社会貢献であるといえるでしょう。

株式会社リィの今後

リィの企業理念は「運動機会を創造し、ドキドキがあふれる毎日をつくる」。彼らの目標は、運動が苦手な子どもたちに良質な運動機会を提供し、運動習慣を身に付けてもらうことです。今後もさらなる店舗展開を目指し、2030年までに100店舗の開設を計画しています。これは、社会全体に運動の大切さを伝えていく一歩につながります。

廣瀬あゆみ氏のバックグラウンド

廣瀬あゆみ氏は、武庫川女子大学で健康スポーツ科学を学び、その後ソフトバンクで営業企画を担当。その後、愛知に転居し、大手進学塾での経験を経て、介護ベンチャーに参画。2018年に株式会社リィを設立し、子どもたちの運動機会を増やすための事業を展開してきました。彼女は水泳、バレーボールなど多岐にわたる運動歴を持ちつつ、2児の母として育児と事業を両立させ、情熱を持って運動の重要性を広めています。

「運動」や「地域貢献」に多くの思いを寄せる株式会社リィの事業は、今後も多くの子どもたちに笑顔と健康をもたらすことでしょう。これからの展開に期待が高まります。