渋谷がつなぐアジア・オセアニアのスタートアップ支援ネットワークの新展開
東京都渋谷区に位置する共創施設「SHIBUYA QWS」が、国際的なスタートアップ支援の新たな拠点として、画期的な連携協定を発表しました。協定の締結先は、オーストラリアのY.hubと韓国のGlobal Startup Center、Startup Venture Campus Seoul、さらにdcampの4つのスタートアップ支援機関です。これにより、日本、オーストラリア、韓国のスタートアップエコシステムが相互に結びつき、グローバルなネットワークの構築が期待されています。
連携協定の詳細
2026年7月から10月の間に、それぞれの施設と連携協定が締結されます。この協定により、QWSと各拠点は企業の相互紹介や共同利用が可能となります。さらに、共同イベントや交流プログラムの運営を通じて、国際的な連携体制の強化が図られます。具体的な連携事項には、日韓・日豪スタートアップ共同の支援企業の紹介、スタートアップや大企業の相互利用、ネットワーク形成を支援するイベントの共催などが含まれています。
Y.hubの取り組み
オーストラリア・ヤンチェップに位置するY.hubは、イノベーションコミュニティのハブとして、コワーキングスペースの提供や起業家支援を行っています。教育、研究、サステナビリティの分野での連携も進められ、地域の発展に寄与しています。特に、地域の新たな価値創出に向けた取り組みは、より国際的な視野で展開されています。
韓国のスタートアップ支援拠点の役割
韓国においても、GSCやSVC Seoul、dcampなどの支援拠点が重要な役割を果たしています。GSCは外国人起業家の韓国進出を助ける拠点として各種支援プログラムを提供し、韓国スタートアップの国際化を推進しています。SVC SeoulはAI、ビューティーなどの分野に特化した大規模なスタートアップハブで、多様なスタートアップが集結し、国際的なマッチングの機会を創出しています。そして、dcampは韓国を代表するスタートアップ支援機関として、シード期から成長期のスタートアップを育成しています。
QWSの目指す未来
SHIBUYA QWSは、2019年の開業以来、500以上のスタートアップやプロジェクトを支援し、新しい社会価値の創出に貢献しています。今回の国際的な連携を通じて、海外スタートアップの日本市場進出を支援しつつ、QWSの会員がグローバルに展開する機会を増やすことを目指しています。今後も、海外のスタートアップ支援拠点とのさらなる連携を強化し、新たな挑戦に向けた機会を創出していく考えです。
結論
この国際的なスタートアップネットワークの構築は、各国の起業家やスタートアップにとって、新たな可能性をもたらすことが期待されます。渋谷を拠点とするSHIBUYA QWSがどのようにして日本とオーストラリア、韓国のスタートアップエコシステムをつなげていくのか、今後の動向に注目です。