BATON GOLF CUP TEE-OFF EVENT 実施報告
2026年6月19日、上総モナークカントリークラブで開催された「BATON GOLF CUP TEE-OFF EVENT」には72名のゴルファーが参加しました。本イベントは、ゴルフマナーを「守るべきルール」から「参加したくなる文化」へと再設計し、コース保全行動を促進することを目的としています。
自発的なコース保全アクションの成果
参加者たちは、目土やボールマーク修復など合計3,559件のコース保全行動を自発的に記録しました。これは1人あたり平均49.4件、1組あたり平均187.3件という結果で、全組が規定時間内でラウンドを終了するなど、プレー進行に悪影響を及ぼすことはありませんでした。データは「マナー啓発は注意ではなく、設計によって行動を変えられる」という仮説を裏付けるものとなりました。
イベントの設計思想
BATON GOLFは、ゴルフマナーを「押しつける」のではなく、「参加したくなる」ものとして設計しました。専用スコアカードを用いて保全アクションを可視化することで、参加者同士が楽しみながら協力し合う仕組みができあがりました。実際に、ショートホール脇の目土箱は早い段階で空になり、参加者がカートから降りて自発的に目土を行う姿が多く見られました。このように、コースを自分のフィールドとして捉える意識が自然と生まれました。
また、互いに良き行動を称賛し合う声も聞かれ、「そのディボット私が直したかったのに!」といったコミュニケーションも生まれました。
「かっこよさ」とマナー
イベントでは、同伴者が印象に残った行動を推薦する「BEST GREENSAVER」投票も行われ、スコアの良し悪しにかかわらず、周囲への配慮やコースを大切にする姿勢が高く評価されました。推薦理由には「目土の鬼」といったユーモアを交えた言葉が並び、スコアだけではない真のゴルファー像が浮き彫りになりました。
BATON GOLFの背景
BATON GOLFは、手塚あいりの「ゴルフ場や競技への恩返し」という思いから始まりました。近年、自分でプレーするゴルファーが増加した一方で、マナーを学ぶ機会が不足しているため、業界全体で課題が深刻化しています。そこで、BATON GOLFでは「教える」だけでなく「参加したくなる仕組み」を構築することを目指しています。
今後の展望
BATON GOLFは、単発のイベントに留まることなく、ブランド戦略や体験企画のプロデュースを通じて、ゴルフ業界に関与し続けます。具体的には、保全型コンペの企画、企業向けのゴルフ研修、そしてブランドプロデュースなど、多角的なアプローチでゴルフ市場との接点を増やします。
参加者からも「これが続けばマナーが良いゴルファーが増えそう」といった声があり、BATON GOLFの活動は今後も広がりを見せることでしょう。イベントには多くの協賛企業も参加し、共に盛り上げていただきました。
BATON GOLFは、業界の課題を解決しながら、未来のゴルフ文化を築いていくために邁進します。エンターテイメントとしてゴルフを捉え、新たな伝統を次世代に繋げていくことが私たちの使命です。