切削加工部品のサービスラインアップが大きく拡充 - meviyの新たな試み

meviyが切削加工部品の新たな材質と処理を追加

株式会社ミスミグループ本社が展開する機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy」は、2025年5月12日より、切削加工部品の材質や表面処理のラインアップを大幅に拡充します。この新しい取り組みでは、アルミ材の中でも優れた性能を持つA5083や、耐摩耗性が高く、熱処理にも適したSKD11など、全く新しい3種類の材質と4種類の表面処理を追加します。これにより、幅広い業界での利用シーンが広がり、より多様なニーズに応えることが可能になります。

拡大の背景

meviyは、2019年のサービス開始以来、多様なニーズに対応するためにお客さまの声を基にサービスの改善を続けてきました。現在では、自動車業界はもちろんのこと、教育や電気・電子業界など様々な分野のお客さまに利用されており、直近では新たにウレタン素材の自動見積もりサービスも開始。顧客からのフィードバックを常に反映させることで、機能性と便益を向上させています。

今回のラインアップ拡充では、特に注目すべきはA5083の導入です。このアルミ材は、溶接性と耐食性に優れており、様々な用途で使用することができます。また、静電気の影響を受けたくない電子部品に使用されるMCナイロンの帯電防止バージョンも新たに登場し、あらゆる現場での利活用が期待されます。さらに、耐摩耗性が要求される部品に向けてSKD11も追加され、熱処理の際の歪みが少ないため、安定した製品が得られます。

各種新材質の概要

- A5083: 優れた溶接性と耐食性を持つアルミ材。特に海洋環境や輸送機器に適している。
- MCナイロン帯電防止（黒）: 電子部品製造装置において静電気対策が求められる場面での使用が理想。
- SKD11: 耐摩耗性に優れ、熱処理に強いため、機械部品として広く利用されています。

加えて、表面処理についても、硬質アルマイトや無電解ニッケル処理が新たにラインアップに加わり、品質と耐久性が求められる部品に適したオプションが増えています。

迅速な納品

新ラインアップによる切削加工の納期は、最短で3日で出荷されるスピーディな対応を実現しています。この迅速なサービスは、製造業のお客様から高い評価を受けており、効率的な部品調達を支援しています。

meviyの強み

meviyは、機械部品の3DデータをアップロードするだけでAIが即時見積もりを行い、短期間での出荷を可能にしています。これによって、部品調達における作業時間を大幅に削減し、従来の方法では実現できなかった効率化を図っています。

このような背景から、meviyは4年連続で国内シェアNo.1を獲得。また、製造業界の生産性向上に貢献し、健康なビジネス環境を育成しています。海外市場でもの展開を強化しており、ますます多くのお客様にとっての選択肢となりつつあります。