2026年卒業予定者の就職ブランドランキングが明らかに
株式会社文化放送キャリアパートナーズの調査結果によると、2026年卒業予定の学生たちが志望する企業の人気ブランドが浮き彫りになりました。この調査は年に3回行われており、10年以上にわたって実施されているものです。特に注目すべきは、金融業界、マスコミ業界、IT業界でのトップ企業の存在です。
業界別人気企業
各業界のランキングは以下の通りです。
金融業界
1位:日本生命保険
2位:大和証券グループ
3位:東京海上日動火災保険
金融業界では、やはり旗艦的な存在である日本生命保険が1位を獲得しました。この会社は老舗としての信頼性を誇り、多くの学生に選ばれています。次いで大和証券グループと東京海上日動火災保険が続き、いずれも安定したブランドイメージを持つ企業です。
マスコミ業界
1位:博報堂
2位:ジェイアール東日本企画
3位:KADOKAWA
マスコミ部門では、博報堂が強い人気を得ており、若手にとって魅力的な職場環境を提供していると評判です。次点にはジェイアール東日本企画とKADOKAWAが名を連ねています。
IT業界
1位:Sky
2位:NTTデータ
3位:日立ソリューションズ
IT業界では、Skyが3年連続で首位を維持しており、革新的な技術と自由な社風が学生たちの心をつかんでいるようです。2位のNTTデータも安定したイメージを持ち、学生に人気です。
食品業界
1位:味の素
2位:明治グループ
3位:アサヒビール
食品業界では、味の素が1位に輝いており、安心・安全な食品を提供する企業としての信頼から多くの支持を得ています。明治グループやアサヒビールも高い評価を受けています。
安定志向の強まり
最近の調査結果からは、学生たちの安定志向がますます強まっていることがわかります。金融や医療、公共機関といった安定した職業を求める声が多くなり、一部の業界では競争が激化しています。
調査概要
本調査は文化放送キャリアパートナーズが提供する「ブンナビ」サイト上で、現大学3年生及び大学院1年生を対象に行いました。約7,930名の学生からの有効回答を元に総得票数は27,688票となり、今年も多くの学生の視点が反映されています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。2026年卒業予定の学生たちが選ぶブランドランキングは、各業界における競争状況や未来の動向を示しています。今後の就職活動においては、これらのランキングを参考にし、自分のキャリアを見据えた選択をすることが重要です。多様化する職業選択の中で、自分に合った企業を見つける手助けになることでしょう。