新たなスタートアップ支援
2023-08-29 15:05:18

東京工業大学と企業が連携、新たなスタートアップ支援プログラム開始

若手起業家を支援する新たな挑戦



東京工業大学、芙蓉総合リース株式会社、株式会社みらい創造機構の三者は共同で新たな「芙蓉みらいGAPファンドプログラム」を行うことを発表しました。このプログラムの目的は、大学発の革新的な技術やアイデアを事業化するための経済的支援を行い、スタートアップの形成を促進することです。

この新しい取り組みは、2017年10月に締結された「新産業の創出・育成のためのギャップファンドの設置および運営に関わる組織的連携協定」に基づいており、すでに17件の大学発のイノベーションが支援され、うち2件のプロジェクトが社会実装に成功しています。具体的には、音響コンテンツの研究開発を行うクレプシードラ株式会社と、革新的な酵素を創出する株式会社digzymeがそれに該当します。特に株式会社digzymeは、2022年には「東工大発ベンチャー大賞」を受賞するなど、その影響力を拡大しています。

ベンチャー活動の強化



東京工業大学は、2021年を「ベンチャー元年」と定め、起業やスタートアップ支援に一層力を入れています。2022年の大学生調査によると、学生の40%以上が起業に興味を持っていることが判明しました。また、東工大学発のベンチャーに与えられる称号を持つ企業数は過去5年間で約1.6倍に増加し、2023年7月現在では152社に達しています。中でも、企業の時価評価額が9億円以上となった東工大発のベンチャー企業は7社に上っており、成功事例として注目されています。

ギャップを埋める新たな資金源



「芙蓉みらいGAPファンドプログラム」の導入により、東京工業大学は、技術の移転や大学発ベンチャーの創出を目指す資金的なギャップを埋める支援を強化します。具体的には、大学の先端技術とその実用化の間に存在する課題を解決することを狙いとしています。これにより、起業と社会課題の解決を両立し、持続可能なスタートアップの育成を進めていく方針です。

お問い合わせ先



このプログラムに関する詳細は以下の連絡先までお問い合わせください。

  • - 芙蓉総合リース株式会社
経営企画部 コーポレートコミュニケーション室
担当:山﨑・渡邊
住所:〒102-0083 東京都千代田区麴町五丁目1番地1
電話番号:03-5275-8891

  • - 株式会社みらい創造機構
取締役 共同創業者:金子大介
住所:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目33番6号 JP noie 恵比寿西1F
電話番号:03-6311-6958
E-mail:[email protected]

  • - 東京工業大学研究・産学連携本部
イノベーションデザイン機構・副機構長:進士千尋
住所:東京都目黒区大岡山二丁目12番1号
電話番号:03-5734-3890
E-mail:[email protected]

この新しいプログラムを通じて、各機関の連携をさらに深め、社会に貢献するスタートアップの成功を目指していきます。

会社情報

会社名
東京工業大学 イノベーションデザイン機構
住所
東京都目黒区大岡山2-12-1E3-11
電話番号

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