アロマ調香の新章
2023-07-27 12:00:02

京都でアロマ調香デザインの新たな幕開けを迎えたイベント

齋藤智子によるアロマ調香デザインの新プロジェクト



2023年の夏至、アロマ調香デザインの第一人者である齋藤智子が、自身の香りデザインチーム「TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIO」のローンチイベントを開催しました。このイベントは、京都の歴史ある禅寺「両足院」で行われ、約40名のゲストが参加しました。

「アロマ調香デザイン」のコンセプト


アロマ調香デザインとは、天然の香りにこだわり、各人にとって意義のある香りを創出することを目的とした理念です。齋藤がこれまでに手掛けた香りは6,000種以上。今回のイベントではその原点ともいえる「日本の木の香り」がテーマとなり、参加者たちはその香りに魅了されました。

5 Signatureインスタレーション


イベントの一環として設けられた「5 Signature Experience」では、日本古来の5つの香り—熊野檜、北山杉、土佐柚子、鹿児島芳樟、北海道椴松—が体験されました。参加者は、懐かしさを感じさせる景色や香りに囲まれ、心地よい香りの世界に浸ることができました。これらの香りは、どれも日本の自然を象徴するものであり、特に齋藤自身にとっても特別な意味を持つものでした。

トークショーの内容


イベントの後半では、齋藤によるトークショーが行われました。ここで彼女はアロマ調香デザインへの思いを語り、さらに「懐かしさ」の記憶と香りの関係についても触れました。

瞑想と香りの関係


トークセッションでは、両足院の副住職である伊藤東凌氏と膝を交えての対話があり、香りがどのように人々の心に影響を与えるかを探求しました。伊藤氏は、瞑想中に香りがどれほど大切かを、自らの経験を通じて語り、香りが持つ非言語的なコミュニケーションの力を強調します。

アートとアロマ調香の融合


また、artless Inc.の代表である川上シュン氏とのトークセッションでは、アロマ調香デザインが「見えないものをデザインする」方法論についての見解が共有されました。天然の香りを大切にしつつ、調和の取れたデザインを作り出すことに焦点を当て、ブランドカラーやロゴデザインについても詳しく解説されました。

齋藤智子の情熱


今回のイベントは、齋藤がアロマ調香デザインに注ぎ込む情熱の一端を垣間見る機会となりました。彼女の言葉を借りると、香りは「人の心を大きく動かす力を持つ」ということ。TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIOは、これからも天然の香りを通じて、さまざまなフィールドとコラボレーションし、新しい香りの体験を提供していくことでしょう。

まとめ


アロマ調香デザインに新たな風を吹き込む「TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIO」。今後の活動にも大いに期待が寄せられています。京都の豊かな自然と齋藤の独自の視点から生まれる香りの世界は、私たちに心地よい癒しをもたらしてくれるはずです。

会社情報

会社名
TS Aromatique株式会社
住所
東京都渋谷区千駄ヶ谷3-3-8-408
電話番号

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