パナソニックHDと地域活性化
2024-07-12 15:27:49

パナソニックHDとフィル・カンパニーが地域課題解決に向けた協業を開始! 関係人口拡大でまちづくりを活性化

パナソニックHDとフィル・カンパニーが地域活性化に向けた協業を開始!



パナソニック ホールディングス株式会社(以下、パナソニックHD)と株式会社フィル・カンパニー(以下、フィル・カンパニー)は、地域課題解決に向けたコミュニティビジネスでの共同実証実験等に関する協定書を締結しました。少子高齢化や都市部への人口集中が進む中、地域活性化に向けた取り組みとして、交流人口を増やす施策や移住促進などが注目されています。しかし、地域外の人々に対しても地域づくりの担い手として活躍してもらうためには、「関係人口」の拡大が不可欠です。

パナソニックHD モビリティ事業戦略室では、人々のくらしを起点に「移動」のあり方を見つめ直すことで、人やコミュニティの活性化を目指しています。同事業室が推進中の「コミュニティ消費」プロジェクトでは、リアルな体験とデジタルの利便性を提供するECサイト「ハックツ!」を運営し、2023年5月から神奈川県藤沢市でサービスを展開しています。藤沢市では、地域の農家や魅力的な店舗の情報発信・商品販売に加えて、地域の魅力を体験できるイベントの開催などを通じて、地域内外の人々が交流できる仕組みを構築し、共助を促すことで、これからの時代に求められる豊かなくらしの実現を目指しています。

一方、フィル・カンパニーは、空間ソリューション事業として駐車場の上部未利用空間に「空中店舗フィル・パーク」などの独自性の高いサービスを展開し、「まちづくりをオーダーメイド」というビジョンのもと、地域の課題解決を目指しています。例えば、三鷹市の市営駐輪場の上部空間に、クリニックや学童保育、ダンススクールなど地域に必要なテナント業態を誘致するなど、行政とも連携しながら地域の人々の豊かな暮らしの一助となるような取り組みを行っています。

今回の協業は、両社が提供する体験価値を掛け合わせることで新たなシナジーの創出と検証を目的としています。パナソニックHDの「ハックツ!」による地域の魅力発信と、フィル・カンパニーの「空中店舗フィル・パーク」などの空間ソリューションを組み合わせることで、関係人口の拡大と地域活性化に貢献していくことが期待されます。

具体的な取り組みとしては、両社のノウハウを活かした共同イベントやワークショップの開催、地域特産品やサービスの共同開発などが考えられます。地域住民、観光客、地域外の人々をつなぐことで、地域の魅力を再発見し、新たな交流を生み出すことで、持続可能な地域社会の実現を目指します。

パナソニックHDとフィル・カンパニーの協業は、地域課題解決に向けた新たな取り組みとして注目されます。今後の展開に期待しましょう。


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