スポーツライフプラネッツとecbeingの共同プロジェクト
概要
株式会社ecbeingは、法人向けECサイト構築プラットフォーム「ecbeing BtoB」を通じて、株式会社スポーツライフプラネッツが運営する海外向け釣り用品パーツ販売サイト「PLA★NET」を新たに構築しました。この新しいプラットフォームは越境BtoB ECとして、多国籍の顧客に向けた効率的な取引を実現します。
越境BtoB EC構築の背景
スポーツライフプラネッツは、釣り用品パーツの卸業務を国内外へ展開していますが、海外の販売会社との取引は従来、メール対応が主流でした。国によって異なる注文フォーマットのため、受注処理に多くの時間と労力がかかるという課題が存在しました。この問題を解決するため、越境BtoB ECサイト「PLA★NET」が誕生しました。
このプラットフォームは、海外の販売会社からのオーダーを一元管理し、効率的な業務運営が可能になります。今後はBtoBtoBへと展開し、さらなる事業拡大を目指しています。
多言語対応での利便性向上
「PLA★NET」では、株式会社イー・エージェンシーが提供する「shutto翻訳」を活用し、7か国語(英語、中国語、韓国語、フランス語、ドイツ語、ロシア語、イタリア語)への対応が実現しました。これにより、海外からのアクセスもスムーズになり、言語の壁を気にせず快適にショッピングが行えます。
注文処理の効率化
すべての受注データは基幹システムに自動出力され、倉庫や配送会社への出荷指示も容易になります。また、部品価格は日本円表記での透明な運用を実現し、未確定の価格は「TBA(To Be Announced)」と表示。出荷時には確定した価格情報が正確に反映される仕組みです。
便利な機能
展開図機能
製品詳細画面には、部品の配置を確認できる展開図が表示されます。これにより、ユーザーは必要な数量を直感的に入力でき、誤注文を防止します。この機能は、デジタル総合印刷株式会社の「座標鳥」によって実現されています。
部品一覧の掲載
製品情報の上部には本体情報、下部に部品一覧が表示され、ユーザーは直接注文数を入力できる親しみやすいUI/UXを採用。当ウェブサイトは、使いやすさを重視し、目的の部品選びが簡単です。
株式会社スポーツライフプラネッツの展望
スポーツライフプラネッツは、2008年にダイワ精工株式会社から独立し、フィッシング業界での在庫管理、サービス品質の向上を目指し続けています。越境ECの構築にあたり、ecbeingとの継続的な信頼関係を重視し、海外市場における最適なソフトウェアを求めました。この新たなシステムにより、さらなる成長を期待しています。
株式会社ecbeingについて
株式会社ecbeingは、1999年からECサイト構築プラットフォームのサービスを展開しており、国内トップシェアを誇ります。これまでに1,600以上のサイトに導入されており、Eビジネスの総合ソリューションを提供しています。顧客に対しては、EC戦略の立案から、サイト構築、デジタルマーケティングまで、さまざまなサービスをワンストップで提供しています。
まとめ
越境BtoB EC「PLA★NET」の構築は、スポーツライフプラネッツの国際取引を一層円滑にし、新たな顧客層を引き込みます。ecbeingは、その実績と信頼性を基に、今後も多様化するニーズに応じたサービスを提供していくでしょう。詳細はそれぞれの企業のWebサイトをご覧ください。